長く所属していたカウンセリングの団体を離れ、スキルアップのために別の流派で勉強をすることにしました。
その他にも、新しい知識を求めていろいろなセミナーに参加したり、資格をとったり…
近頃、私は今までになく忙しく過ごしています。
ずっとお世話になっていた先生のもとを去ることは、先生を裏切るような申し訳なさと、保護者がいなくなるような心細さがあります
離れていこうとする私を先生はとても惜しんでいてくださったので、先生に何と言って旅立とうか、少し前まで随分悩んだのですが、
先日、ようやく先生に私の偽りのない正直な気持ちを伝えることが出来ました。
今期（９月まで）の終了を機に、先生や仲間に黙って去ることも考えましたが、きちんと話しをすることができて良かったです。
これから私がカウンセリングの技能を高めるためにどういう方法で、どんな知識を得ていきたいか、
今現在、既に着手していることや今後の計画などを正直に先生に話し、そのためには今の団体から離れなければ物理的に無理があることを、丁寧に真摯に話しました。
その結果、先生はその方向へ私が進むことを認めて励ましてくださいました。
気まずさから逃げずに、きちんと自分の思いを伝えたことが、最後まで良い関係を保つことに繋がったのだと思います。
自分だけの思いで自分のやりたいようにやるのではなく、関わってきてくれた周囲の人たちにも、自分の思いをきちんと伝えることが、去り際を美しくするためには必要だと思いました。
新しい道を進んでいきたいという前向きな欲求の影にあった、「去り際をどうするか？」という課題がクリアできて、今後の勉強に益々意欲が湧きそうです。
あと２ヶ月の間、今の場所で精一杯仲間と共に学んで、新たに前へ進みたいと思います。
いつも私を支えてくださっている多くの人々に感謝しています