「2520億円って聞いてびっくりした」
ということでした。
ザハさんはもともと建築家ではなく、デザイナーで、斬新なデザインがコンペで受賞しても実際には構造的に建築できないことも多い人。それを当然知っていて牧さんと並ぶ日本のトップ建築家、安藤忠雄さんはザハさんのキールアーチを押したわけです。
でも、「こんな大きなもの、作ったことないからね」って言っていたのが結構意外。
まぁ確かにあんだけ大きい空洞状のものはやってらっしゃらないかもしれないけど、そ、それだったらドームとかスタジアムのスペシャリストを呼んでもよかったのにね。
デザイン選考が終わった後は文部科学省やJSC、基本設計チームからなんの相談もなく、どんどん建設費が高額になっていったということですが、このあたりは縦割り行政の悪影響というか、文部科学省にこんな大プロジェクトを進行できる力量がなかったという話しもあります。
まぁころころ政権や大臣が変わるのがそもそも良くないし。
責めるとかじゃなくて、「結局、誰がプロジェクトの責任者やねん！」ってことになっちゃう。
安倍首相が新国立 白紙に
で、今日は安倍首相が森オリンピック招致委員会長と2時間も話して白紙撤回を了承させたみたいですね。ラグビーワールドカップには間に合わないんだって。でも、東京オリンピックもプレ大会があるんだから、そんなに時期はかわらないんじゃないの？
で、白紙から計画を練り直すのに「オリンピックまでに間に合うと確信した」の意味が分からん。
そんなの計画次第じゃん。。。。。( ￣っ￣)
まぁ間に合う計画を作ればいいだけなんだけど
でも、せっかく練り直すなら、しっかり維持費も含めて予算内で（でも財源は怪しいよね）、問題になっていたサブトラックもあって、世界陸上もサッカーワールドカップも呼べるものを作ってほしいですよね。前向きに。
下村さんは頼りないので、五輪担当大臣にがんばってもらって。
で、ザハさんにはデザイン費キャンセル料だけで数億円払う必要があるそうです。
超リッチになって。エステサロンとか行きまくりですね。きっと。