頭が疲れてる時に、
リラックスするために聴くのが、
J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲。
演奏は、チェリストのヨーヨー・マ氏。
似たような旋律が続くので、眠くなります。
なかなか寝付けない夜なんかでも、
聴いてるといつの間にか寝落ちしちゃうから、
すごい効果。
バッハの旋律について、
お気に入りのフレンチドラマ、
「アストリッドとラファエロ」
の中で詳しく説明されていて、
おお、なるほど〜
と、勉強になりました。
ドラマの台詞をそのまま書き起こすと、
「フーガの技法」はバッハの傑作だ
彼の音楽は
折り重なった旋律で構成されている
まず主題を提示して
手がかりを残す
そして旋律を重ねて
互いに絡め合い 編み込む
両手を使ってね
ここで 次の旋律がくる
バッハは聴けば聴くほど
それぞれの音が
頭の中でほどけていくんだ
パズルを解く作業と似てる
だそうです。
ドラマの主人公が
パズルが大好きな女性なんですが、
彼女が親友にバッハの素晴らしさを
説明する台詞も↓
正確な旋律の連続
バッハのチェロの組曲は、
計算しつくされてる
彼は音楽のパズルを作曲
シ(フラット)
ラ
ド
シ(ナチュラル)
音名を英語式に読むと
アルファベット表記に
B A C H
自分の名前を曲に隠すのは
パズル好きな証拠
謎と暗号に興味があったはず
だからバッハが好き
だそうです。
音感がないので、聴いていても、
音程がわかるワケでも
パズルが解けるワケでもないですが、
折り重なり絡め合った旋律は、
確かに心地よい。
美しい教会音楽、
という認識しかなかったんですが、
バッハ、めっちゃ奥が深かった…
1番好きな、
第一番プレリュード
↓
よく耳にする曲なので、ご存知の方も
けっこういらっしゃるかと思います。
チェロの音色に、癒される。