2021年末に発売された、ラウドネスのオリジナルアルバムとしては初の2枚組の40周年記念アルバム。

 

2枚合わせて16曲、90分近いボリュームとなっています。

 

初期に立ち返り日本語詞をメインにしていますが、作詞はタッカンがメインという点がこれまでと大きく違います。

WeRockの楽曲総選挙で"大和魂"が28位、"OEOEO"(先行販売された本作の1枚目で聴けたとはいえ)が34位に食い込んだことはインパクトがありました。

 

曲の方向は近年の’80年代回帰的なものや当時のアイディアを基に作られたものもありますが、

"wonderland"は第4期、"仮想現実"は第5期をイメージするタイプの曲で、

まさにラウドネスの40年の集大成のような内容になっています。

 

しかし、リリースするタイミングを自由に設定できることが本作をインディーズでリリースした理由として挙げられていましたが、

どのような意図で年末の水曜日を狙ったのでしょうか?

あまりアルバムが出る時期ではないので、初週はオリコンで5位にランクインしましたが、

2週目は46位までランクダウンしました。

ラウドネスが健在であることを世に知らしめるにしても、現在のオリコンチャートがどこまで重要視されているかが問題になります。

 

 

また、インディーズだからか、プレス数を絞っているからかは不明ですが

価格設定通常版4400円、ライヴDVD付の初回限定版が8800円と高めに設定されています。

 

余談ですが、日本語詞という事もあり、"Fire in the Sky"はマシンガンズの曲でありそうなサビになっています。