これは いつかあなたが

この一つの物語のいきついた先を


後悔しないために

私のためだけに書く 物語だ



もっとも あなたは

後悔も なにもなくて

ただ 仕方のないことだって

もう前に 進んでいるのかもしれないけれど




どうか

確かにあった 優しい時間たちを

背負わないでほしい




その時、わたしは

泣いてしまったのか

縋ってしまったのか

責めてしまったのか



これを書いている今は

想像もつかないんだけれども



少なくとも今は

どれだけ綺麗事だと言われても



せめて 

たくさんの感謝を 

つたえて


あなたが何も背負わなくていいように


笑ってさよならできていたらいいなと



願っています。