無くなると知ってから1週間、
毎日出来る限りの時間をマイホで過ごした。
仕事も無理に押さずさっさと帰路につき、
帰り道は少しでも早くと急いだ。
店に着けば、いつもならヤメるタイミングでもまだ続けて打ち、もう時間がなくてもベンチで店内を見渡した。
今日は仕事が休みだったのでオープンラストで遊んだ。
朝から忍魂暁で心残りだった事がリベンジ出来たり、夜には普段ほぼ打たないジャグラーを打ってみたり。
最後はいつもキツい思いをさせられるリボルトで珍しくビッグが連打。
どの機種も最後だからと優しくしてくれているような気がした。
最近、この店でパチンコを打っていて感じていた。
設備がもう悲鳴をあげている。
いつだかから型の古い各台計数を導入したが、それ以降は以前にも増して循環が悪く、
店員達は下手すれば余計に苦労したんじゃないかとすら思う。
慣れた客は自分で幕板を開け各所を揺する。
玉の払い出し止まって、なおして、
またすぐ払い出し止まって、なおして…の繰り返し。
他の店でこうだったら打たない。
はっきり言って疲れる。
けど、もうそんな思いも出来なくなるんだな。
会員カード自体が無いから、貯玉も再プレイも無い。
通路が狭いから、人が通るとぶつからない訳がない。
常連達は振り向きもせずに人が通る事を察知する。
そして丁度良いタイミングで体を前に寄せて通路を広げる。
マイホに通うと自然とコレが身につく。
それでも何度となくカバンやリュックに頭を殴られてきた。
他ではあまり無いかも知れないが、
この店ではそれが自然な事だった。
住めば都。
何の苦でもなかった。
夜、ノーマルコーナーが最近にしては賑わっていた。と言っても知れてはいるが。
少し前の雰囲気を思い出して、
何だか懐かしいなと浸った。
とにかく今日も楽しかった。
今まで毎日、毎日楽しかった。
明日は大切な日だ。
どんな日になるのだろう。
どんな日になったとしても、
忘れられない日になるだろう。
この店の最後を見届けられる事を
幸せな事と捉えよう。
そして明日が終われば、全て思い出になる。
新しいスタートである。
閉店まであと1日…
泣いても笑っても…きっとその両方だろう。