一畑寺は薬師如来を本尊とし、目のお薬師さまとしてしられています。

元は医王寺といい、天台宗寺院でした。その始まりは漁師であった与一が海で引き揚げた薬師如来を安置し、夢枕に現れた薬師如来に、崖から飛び降りれば盲目の母の目は必ずや開くであろう。とお告げがあり、その通りにすると母の目は治ったそうです。

この話と空海にまつわる類似点を見つけました。

合掌

その後この一畑寺で仏門入ったとされる明智光秀の子
家臣であったとされる坂本与一右衛門が本能寺の謀反以降に逃げて来たと伝えられている。

坂本与一は屋号栃ノ木の祖と記されています。栃木県の那須一族です。ですから本能寺以降に落ち延び、我子を仏門にいれたのでしょう。
寺の紋が藤の丸に一の字です。一畑の一でもあるが藤原那須一族の紋なのです。信じるか信じないかはあなた次第です。

ひとつは平安初期に大変疫病が流行り庶民か苦しんでいたのを嵯峨天皇がお嘆きになり、空海に薬師如来を彫るようお命じになります。薬師如来を彫り終えると高尾神護寺にて一刀三礼して開眼供養をされ万民を苦しみから救われたといいます。

この薬師如来と開眼供養が目を治す開眼として諸国に伝わったものと考えます。

もうひとつは空海がまだ真魚と名乗って修行の身であった頃、仏道に入って世を救う誓いを立てようと高山に登り飛び降りられたという、すると雲間から蓮華に乗った釈迦如来が現れ、落ち行く真魚を抱き止められ「一生成仏」と言われたそうです。そして無事に修行を終え空海となられました。

与一も崖から飛び降り、空海も幼い時に高山から飛び降りるという共通点がみられます。

空海は密教を広めるため出雲にも来ています、アジア大陸に渡る経路でもあり、仏教伝来の地でもある日ノ御埼にも来ていたようです。

初代の補然は空海と関係があったのでしょう。

一畑寺と空海そして…