７月４日の新聞に島根県飯南町の賀田城散策の記事がありました。
地元住民を中心とした散策企画です。

赤穴氏の家臣が立てこもった賀田城をもっと知ってもらうために来島公民館が１７日に散策ツアーを行いました。案内は加藤主事

散策後にいただいたパンフレット
当日は天気に恵まれ蒸し暑さも感じました。
午前９時に温泉施設賀田の湯駐車場に集合。参加者は１１名

挨拶では賀田城の整備と登山後の温泉利用について等々。賀田城と温泉のセットを売りにしていきたいとのこと。
配布資料を受けとると登山開始、お話では徐々に整備をしていく予定だと言われました。
登山は主郭山頂にまで３０分程度、登山口は二ヶ所あります。

所々で歴史や遺構を加藤主事が解説されました。

賀田城は正平１年(１３４６)石見の国人の佐波秀清が立てこもったとされ、後に一族の瀬戸山城主赤穴氏が毛利に降ると、家臣の烏田、森田が立てこもり毛利氏と徹底交戦をしたと伝えています。

賀田城の図「城郭放浪記」より
配布されたどの図より詳しい

竪堀群や堀切などが多様され堅固な城です。後に毛利氏の改修、堀尾氏の改修があったとの見方がある。

池の壇は地震によって池の水が枯れたと説明があった。

要害平からの展望

琴引山

眼下の棚田

のどかで雄大な景色を堪能できました。石見の三瓶山も見えます。
今後の整備に期待しながら下山し、温泉で汗を洗い流したのちに、赤名の道の駅で瀬戸山城の御城印を購入して帰宅しました。