五行にはそれぞれネガティブ、ポジティブな感情が対応し、体内の対応する臓器に蓄積される

 

強い、弱いエレメントを持つと、それ自体がそれに対応する物理的な臓器に問題があることを示し、そのエレメントに対応したネガティブな感情でさいなまれていることを示す

 

各関係は下図の通り

(出所:Inner Alchemy Astrology、P24)

 

占星術では「より(多い・少ない/強い・弱い)」というのは相対的なものであり、それ自体が良い・悪いという意味ではない

 

過多、欠乏はいずれもそのような特徴があることの表れであり、バランスを取るための目印とすればよい

 

【出生時のホロスコープチャート(ネイタルチャート)の特徴と読み方の例】

■弱いエレメント

・火に対応する心臓、小腸、舌、血液循環系(11%)、金に対応する肺、大腸、鼻、胸、皮膚(15%)が相対的に弱い

・感情面では、火に対応する愛、喜び、幸せ、誠実さと、金に対応する勇気と義にかけている反面、火に対応する傲慢さ、せっかちさ、冷酷さ、我慢のなさと、金に対応する悲しみ、死別の悲しみ、憂鬱のネガティブの感情が強い

・色は、火に対応する赤、紫、金に対応する白、金が少ない

・季節は、火に対応する夏、金に対応する秋が苦手

・方角は、火に対応する南、金に対応する西が苦手

・味は、火に対応する苦み、金に対応する辛みが苦手

・エネルギーの方向性は、火に対応する四方八方に放射状への拡散と、金に対応する収縮が弱い

・形では、火に対応する三角形、金に対応する丸形が弱い

・天体では、火に対応する火星、金に対応する金星の影響が弱い

 

■強いエレメント

・土に対応する脾臓、膵臓、胃、口、唇、脇の下、内腕、筋肉が相対的に強い(40%)

・感情面では、土に対応する公正さ、寛容さ、信頼、正義の感情が強い反面、心配性で不安のネガティブの感情も強い

・色は、土に対応する黄、茶色が多い

・季節は、土に対応する土用が得意

・方角は、土に対応する中心が得意

・味は、土に対応する甘みが好き

・エネルギーの方向性は、土に対応する安定が強い

・形では、土に対応する正方形が強い

・天体では、土に対応する土星の影響が強い