お盆休みが始まった初日
緊急の子達をレスキューしました。 
プードルの子犬2頭
2頭共、足先が無く奇形で産まれていました。

信頼できる団体さんに保護引取りをお願いして

お盆明け迎えに行くことになってましたが

黒い子の方がご飯を食べなくなったと連絡あり

この子達の居る場所に近い、マコリンハウス預かりのミカママさんに緊急で迎えに行ってもらい、すぐ診察。

血液検査はほとんど異常値、、

下痢も続いていて、とにかく水分補給。

立ち上がる位の元気も出てきて、少し安心。

ミカママは寝ずの水分栄養補給してくれました。

でも、、、この子は、朝を迎えることなく

亡くなってしまいました。


多頭子犬を産ませる繁殖場では、お世話は非常に雑です。ましてや、市場に出せない奇形の子犬等、見向きもしないのでしょう。

産まれてすぐ奇形だとわかっていたら

育ちゃんみたいに連絡欲しかった、、

親からの授乳は大切かもしれないけど、離乳した直後が一番みてあげなければいけない時期なのです。今回はこの事を業者に強く言いました。

まさか、、あわよくば足先が無くても、、

繁殖に使うつもりだった?

と、そんなことまで思ってしまった位、悔しくて悲しいです、怒


この子達の他にまだ残してきた、チワワ二頭も

ミカママが「あんな所に置いておいたら死んでしまう」と言って、また迎えに行ってくれました。

子犬のチワワの方は、ミカママに同行したココさんが、舌の色が良くない事に気づき、そのまま病院で診察になり、やはり心臓病です。

ミカママ宅で落ちついてもらった後、

この3頭はBJレスキューさんにお渡ししました


そしてまた、、今度はシーズー女の子

もう何日間かまったくご飯を食べてないと、、

夜でしたが、また緊急保護!

おでこの赤い印は交配済みの印です、物扱い💢

ノミがいっぱい、、眼球も傷だらけ、、


皮膚も膿んでます、酷いな、、

夜遅い引取りだったので、診察は明日

とにかく水分と栄養補給

この日は点滴後だったので、寝てしまいました。

翌日、朝一で診察。

私の予想通り、お腹の中には数頭の胎児。

心音が無いので、子宮の中で腐敗が始まっていて

カノンとまったく同じ状況です。

カノンも帝王切開で亡くなってしまった胎児を出した後、病気が回復してきました。

この子のお腹の子達は40日間位生存していたようです。救えなくて、、ごめんね。

昨日無事手術が終わり、あと2日位で退院できると思います。

この子は来週末、マコリンハウスへ移動です。

頑張って、元気になろう!

運動不足で、筋肉がほとんどないと、、

しばらく、静養と眼球の治療だね。

角膜潰瘍ではないことを祈るばかりです。。


この後も、大きな鼠径ヘルニアを抱えたシーズーの子犬もいて、信頼ある保護団体さんにお預けしました。歩行も困難になるような大きなヘルニア


短い期間に次々と緊急で救う子達が出てきて

一日遅れたらとハラハラしながらの保護が続きました。新規の保護はできるだけ預かりさんがいらっしゃる団体さんに繋いで、私達はこの様な緊急の保護を頑張りたいと思います。


疾患のある子犬、、体力がないので

本当に難しいです、、

救えなかった度に、心が折れます、、


でも、

「ここから出してー」って言ってるワンコ達の声が毎日聞こえてくるから、がんばらなきゃね。


kirinrescue1@gmail.com

🌸マコリンハウス🌸