先日、次男の通う小学校で
【総合的な学習の時間】に蚕の繭から糸取りをしました。
作業をするにあたり、始終お湯が必要となるため
私もお手伝いに行ってきました

。
↓繭から糸(絹糸)をペットボトルに巻き付けて
ランプシェードを作っているところです。
絹糸だけあて、光沢が美しい

。
私が生まれ育ち、今でも住んでいる町は
かつて「桑の都」「桑都(そうと)」と呼ばれていて
絹織物産業・養蚕が盛んに行われていたそうです。
私も小学生の頃に授業で学習した記憶があるのですが
今では小学校3年生の【総合的な学習】という授業の中で
実際に蚕を繭になるまで育てて
その繭から絹糸をとり作品を作る体験をしています。
今では養蚕農家さんがどんどん減ってしまい
3件だけになってしまったとか。
しかも、何かの都合でなのかな。。。
今年は2件しか養蚕をしていないと聞きました。
毎年、養蚕農家の方が、子供たちに
蚕の育て方やアドバイスをしに学校へ来てくださるんです。
蚕を育てるにあたって
みんなは、お蚕の命をいただくということを
忘れないでくださいね
っと強く教えられました。とても大事なことです。
時には厳しく指導されていた子もいたと聞きました。
小6長男も3年前に蚕の授業を行ったので
私自身、蚕に対する免疫は少々ついていましたが
やはり、苦手なものは苦手なのです。。。
次男が我が家に蚕を連れてきてから
ドキドキな毎日になりました(^^;)
私と同じように苦手な方もいらっしゃると思うので
ちょっと、画像のカラーを加工してあります。
↓
次男が我が家に連れてきたのは10匹の蚕。
蓋の閉まる箱の中で育てます。
大きさは2~3cmでした。
毎日次男と一緒に学校へ行き、一緒に帰宅するのです。
餌は桑の葉のみ。
何故だかわかりませんが
我が家にいつの間にか生えていた桑の木があり
常に新鮮な桑の葉をたんまり食べさせて
あげることが出来ました。
桑の葉を食べるスピードが速くて
あれ?こんなにモリモリ食べるんだったっけ?
っとビックリしたり、その分 糞もするので
頻繁に新聞紙の交換をしたりと
次男と一緒にお世話しました。
あっという間に成長し口から糸を出し始めるまで
2か月弱。長男の時よりも速いペースに感じましたが
このくらいだそうです

。
こんな風↓に、真っ白な繭になるんですょ

。
思っている以上にシッカリしています。
あの蚕がサナギになって繭の中にいるのです

。
サナギには可哀そうな事をしてしまうのですが
授業の一環ということで、糸取りがあるため
サナギから蛾に成長させてあげられず
これらの繭を一旦冷凍庫で凍結させ
サナギの命をいただくことになっているのです。
糸取りをした後は、亡くなったサナギを近くの川に流し
お魚の餌にすると聞きました。
また、うちの次男は自分の蚕とは別に
先生から預かった蚕も育てていて
それらが繭になるタイミングが遅く
最後の繭を先生に預ける時には、既に中から
サナギが出て来ようとしていて
初めてこんな光景を目の当たりにしてビックリ

!
旦那くんが繭を持っているのですが
下の画像は顔が出てきていますよね。。。
この日の晩には蛾になりました。
蛾と言っても私が想像をしていたような蛾ではなく
白くて羽ばたくことが出来ない大人しい蛾なのです。
そしてその後、何と卵を産みました。
いつ交尾をしていたのでしょう。。。蛾になったのは
1匹だけだったのに不思議です

。
卵を産んだ後、蛾は亡くなりました。
卵は先生に預けたままです。
そして先日、冷凍しておいた個々の繭を3つ使って
ペットボトルに糸を巻き付けながら
ランプシェードを作り上げる作業をしたのです。
繭は熱湯をかけると糸が取りやすいらしく
高さが無くて深めのカップラーメン等の容器に繭と熱湯を入れて
3本の糸をペットボトルにクルクルとまわしながら
ひたすら巻き付けるのです。
ペットボトルに予め油性マジックで色を付けておいたり
飾りつけにスパンコールのようなものを使ったりと
個性あふれる作品が出来ていました。
でも、ひたすら糸巻きする作業なので
「あー疲れた。」「もぅヤダ」「飽きたー!」
なんて声を上げる子が多かったのですが
うちの次男、漢字練習や、算数ドリルの宿題なんて
10分も集中力が持たなくて
あーだこーだ煩くなるのに
この糸巻きの作業は飽きずに続けていました

。
9時過ぎから12時くらいまで ずーっと。
途中私が「ママにもやらせて~」っとお手伝いもしたけれど
「ママ、オレやるよ」っと直ぐに交代。
これには先生も驚いていました。
繭の糸が無くなるにつれて、当然ながら繭が薄くなり
中のサナギが薄っすら見えてきて
(↑の画像の1番下の段の真ん中がソレです)
「わー!スケルトンだぁ!」なんて言ってみたり
ちょっと、キャアー

って思ったけれど
命を有難うと言って感謝しました。
ペットボトルに巻き付けた糸が
本当に美しくて、これがシルクなんだ
っと大人の方が興味津々でした。
次回は、繭人形を作るそうです。
貴重な体験が出来たと思います。
娘っ子の時も是非やって欲しい!