罰するよりもご褒美を | 『もの想い』macoto

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さまざまな人種や文化

 

さまざまな性格や行動

 

さまざまなルールや法律

 

 

 

全員が全員

 

同じ方を向くことは

 

現代社会においては難しい

 

 

 

そのため社会として

 

ある程度の統率を図るために

 

一部のルールや法律を

 

守らない人に対して

 

厳罰化される傾向が強くなります

 

 

 

働きアリの法則といって

 

2割程度はよく働き

 

6割くらいは普通に働き

 

残りの2割ほどは怠けるという

 

集団行動においては

 

ほぼ必ず起こる現象があります

 

 

 

新種のウイルスなどの感染症が

 

パンデミックを起こしている状況でも

 

ある一定の人たちは

 

未知のウイルスを怖れ

 

また一部の人たちは

 

感染を拡げる行動を起こします

 

 

 

人間は慣れる生き物で

 

たとえ死や病気で苦しむと言われても

 

ある程度の期間が経って

 

自分の身に降りかからなければ

 

私だけは大丈夫という考えに

 

なる人もやはり2割ほどは

 

出てくるものなのでしょう

 

 

 

ヒトヒト感染由来のウイルスは

 

人の移動が多ければ多いほど

 

感染力が広く強くなり

 

歯止めが効かなくなります

 

 

 

そのため社会や国単位の対策は

 

人の移動制限をかけて

 

感染拡大を抑えようとして

 

ロックダウンや外出自粛措置を執り

 

ルールを守らない人に対して

 

厳罰化をするようになります

 

 

 

しかし働きアリの法則により

 

それでも一部の人たちは

 

そのルールを掻い潜り

 

自分勝手に行動を起こすのでしょう

 

 

 

最初の人間と言われる

 

アダムとイヴの話しでも

 

禁断の林檎の実を食べてしまうように

 

もともと人間は欲で動くので

 

どんなに厳罰化されようとも

 

我慢を続けられる人間はいないのです

 

 

 

そんな欲深い人間にとって

 

もっとも行動を促す効果があるのは

 

厳しく罰することよりも

 

それをしたら自分の欲が満たされること

 

つまりなんらかのご褒美を与えること

 

そうすると人間は自分のために

 

得することなので率先して行動します

 

 

 

罰することは規律は守っても

 

自ら考えることを放棄してしまい

 

ご褒美を目の前にぶら下げることは

 

自ら考え行動する人間を育てる

 

そこに問題の解決策はあると思うのです

 

 

 

 

 

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202104191100初稿 もの想い

202104242000投稿

 

あとがき

新型コロナ感染問題も

第4波ともなると

もう一人一人の自主性や

感情に訴えかけるだけでは

行動自粛を求めることは

できないと感じます。

 

ヒトヒト感染由来

新型コロナウイルスを

終息させるためには

ロックダウンのような

人の移動を止めること

必須だと私は思います。

 

 

そして一部の感染を広める

行動を起こす人たちを

罰するのではなく

そういう人たちでも

喜んで協力するように

感染者がゼロになるまで

最低限の生活保障を与えて

ちゃんと守ってる人の方に

ご褒美を用意した方が

効果が高い気がしませんか?

 

たぶん外に出るよりも

ちゃんと感染対策して

感染者を減らすための

自宅待機をしてる方が

お得になるならば、

スーパースプレッダーや

一部のそういう人たちも

おとなしく自宅待機を

するようになる

思うんですよね😅

 

なにより1年以上前から

ずっと辛抱して

ちゃんとルール守ってる

人たちが報われますし☺️

 

生きた税金の使い方を

してくれる政府の誕生を

心から待ち望んでいます。

 

いまの政党政治を

一日でも早く

ぶっ壊さないと

私たちの未来は

暗くなるばかりと

憂いてしまいます。

 

与党も野党も

消去法ではない

本当に支持したくなる

政治理念と実行力のある

本物の政治家が

増えてほしいものです。

 

 

 

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