このアニメのエンディング曲「Ref:rain」がすごく気に入ってしまって、会社で行ったカラオケでしっとりと歌い上げてしまったら「え?何かあったの??」って顔を覗き込まれて訊かれてしまいました(>ω<;)

『いえ・・・。アニメ見たんです』

とはもちろん言わずに、にっこりと謎の笑顔だけを返したおとなの女。それはわたしww

 

 

 

恋のお話…なんですけど、わたしにとっては「ラブ・ストーリー」ではありませんでした

 

主人公のあきらは右足頸にちいさな傷跡を持っています

普段はくつしたに隠れてだれも気づかないくらいの傷跡です

 

その傷跡の原因のせいで、ただひたすらに走ることだけに賭けていた毎日が止まり、彼女は友達の輪からもこぼれてひとりぼっちになります

 

でも、それはただのきっかけです

あきらはきっと最初からひとりぼっち

わたしには、彼女は心の中に何かどうしようもないものを抱えていて、それが否応なしに無邪気で明るい世界から彼女を切り離してしまったように思えてなりません

 

 

 

ひとりぼっちは、いつでもわたしのそばにいます

わたしがどんな喧騒の中にいても、どんな優しい人たちに囲まれていて、大きな声で笑っていても、わたしのひとりぼっちはわたしのアキレス腱にかくれています

 

そしてそのひとりぼっちは、わたしに懸命に闇雲に、ひとを恋い焦がれさせます

わたしの恋はいつでも、わたしに立ち止まっていることを許さずに、痛む足をまた痛めてでも駆け出させようとします

 

 

 

誰が彼女をわかってあげられるんだろう?

あきらが手を伸ばした先にいたひとは、きっと正しい相手でした

ひとの気持ちをわかろうとして、そしてそれができるひとでした

 

でも、それには理由がありました

彼もまた、ひとりぼっちだったからです

 

 

 

わたしたちはきっと、胸の中に降りしきる雨や、それが止んだあとの晴れ上がる空の下で、それぞれのひとりぼっちを抱えたまま走り続けています

雨上がりの空に弾けるスターターの音が消えていくのを聞きながら

どんなに遠くなっても、どんなに時が経っても

走り続けて、立ち止まっても、また走り出して

 

 

ひとりぼっちは、悪いものじゃないです

もしかしたらそのせいでわたしたちは優しくなれるのかも知れない

そしてそのせいでわたしたちは走り続けることができて

そして誰かに出逢えるのかも知れないんだから