病院に戻ったのが午後2時前。
皮膚科は終了しているが、診療室に通されると皮膚科の先生ではない方が目の前に。
女性の医師で血液内科の先生であることを伝えられ、今回の血液検査の結果について話を受ける。
PLTSという数値が血小板らしく、下限値が12万 上限値が40万に対して自分の数値は0.9 つまりはたったの9千。
これだけの数値だと、万が一事故にあって出血しても止血ができず、簡単な手術も出来ない状態。
それに歯医者に行って歯垢を取ったりクリーニングをしてもらうことも出来ないとのこと。
先生からITPについてのパンフレットを渡される。
症状には、紫斑、鼻血と今までの症状で当てはまるものばかり。
このITPは「急性型」と「慢性型」に分けられるらしく、子供の場合、大半は急性型が多く半年ぐらいで自然に治るが、
私のような成人(44歳)だと急性型から慢性型に移行して基本的には自然には完治しない病気だということもわかった。
また、原因については不明な国指定の難病であることを知り、治療方法にはいくつかあることを先生から説明を受けるが、まずは即入院してピロリ菌の検査とステロイド療法を行い血小板の数値の回復具合を見て、段階的にいくつかの治療を行うということになった。
入院期間は約1週間。月曜から来週月曜位までの予定とのこと。
外出も禁止で、乗ってきた自転車は駐輪場にずっと置いておくこととなった。
ただ、着替えも何も用意していない為、自宅に戻って着替えを用意して夕方戻ることになった。
もうこうなると「どうしよう」という不安や時間の猶予も与えられず治療に対して向き合うことを強制されどんどん進まざるを得なくなる。
まずは、診察室を出て病院の事務の方より入院のパンフレットと申込書を渡され説明を受ける。
必要なものや部屋についての説明を受けるが、個室にすると1日1万ちょっとで二人部屋でも1日5千円位のお金がかかり保険も適用されないという事で、一番安い大部屋(4人部屋)でお願いをする。
更に、入院するにあたり保証金が5万円必要とのことを知る。
一通り説明を受けて終わったのが3時半頃。すぐにタクシーに乗り自宅まで行き、ボストンバッグに着替えや書類やらを詰め込み、またタクシーに乗って病院に行く。往復で4000円弱・・・早くも出費がかさんで不安になる。
それと同時に、派遣会社へ連絡して症状を話し、退院予定とその後の診察が週2回水曜と金曜の午前中は受ける必要があることと、来週復帰時期について連絡することを伝える。
病院に着いたのが夕方5時前。受付で申込書を出し少し待つと看護婦さんに案内される。
気持ちの整理もつかないまま入院することとなったが、病院生活の苦痛を初めて知ることになった。