カエルの話をしていると、ヒキガエルとウシガエルが同じものだと思っている方が多くて驚きます。外来種のオオヒキガエルと在来種のヒキガエルを混同する方もいるようで気になります。これらの違いが一覧比較できるサイトなどを探していましたが、いいのが見つからないので自分で作ることに。ちょうど図書館から詳しい図鑑を借りたところなので表にまとめてみました。アズマヒキガエルニホンヒキガエルオオヒキガエルウシガエル別名ガマガエルケイントード食用ガエル学名Bufo japonicusBufo marinusRana catesbeiana原産地日本中南米北米国内分布北海道~九州(沖縄を除く)小笠原諸島、石垣島など日本全国生息環境地上棲。林、畑、公園など地上棲。サトウキビ畑など半水棲。草の茂った広い水辺大きさ4~18cm(地域による)在来種では最大9~16cm海外では巨大な記録も11~18cm、時に20cm超国内最大のカエル色・柄黄、赤、茶、黒褐色など変異大。多くは脇に帯状の模様茶褐色。♂は喉が黒い♀の背には黒っぽい模様緑色または灰褐色に茶の斑点。腹部に黒いまだら模様皮膚乾燥した肌に大小のイボ乾燥した肌に大小のイボ♀は背に2列大きなイボ湿り気があり、鮫肌状顔横幅が広い耳腺は細長い目の周りにゴツい骨質隆起耳腺は巨大で菱形鼻先突き出る、口が大きい♂の鼓膜は巨大歯ないない上あごに細かい歯毒強い、滲み出る程度強い、分泌量が多く被害大1m近く飛ばすこともない食性昆虫、ミミズ、サワガニなど地上で動く小さな生き物昆虫からネズミやヘビまで、地上性の小型動物。匂いに反応して動かない餌も食べる口に入る動物ならほぼ全て国内のカエルで唯一、水中の獲物も捕食できる後ろ足短い、小さな水かき比較的短い、小さな水かき太く長い、発達した水かきジャンプ力弱い、跳ねるより歩く弱い、ぴょこぴょこ跳ねる強力、小鳥も捕らえる程泳ぎ繁殖期以外は水に入らないニホンヒキよりはマシ?得意。常に水辺で過ごす鳴嚢なし喉にある喉にある鳴き声クックックッ…と小さな声ボボボボボ…ドラムを叩くように響くウオー・ウオー牛に似た太い不気味な大声冬眠土や落ち葉の中高温地域なので冬眠しない泥や水中、時々起きて活動繁殖期早春の一週間程度一年中5~9月の長期にわたる卵紐状、1500~14000個紐状、8000~17000個以上水面に広がる大きな塊、6000~40000個オタマジャクシ3~4cm、全身真っ黒2.4cm、体は黒く尾が透明塩水混じりでも生育可能12~15cm、緑~灰褐色に白黒の細かい斑点。幼生越冬変態直後0.6~1cm0.6~1.2cm4~6cm法的扱い特になし特定外来生物、飼育・生きたままの運搬など禁止特定外来生物、飼育・生きたままの運搬など禁止アズマヒキはニホンヒキの亜種なので合わせて記載しています。両者の違いについてはまた別の機会に。アズマヒキガエルうちの子たちのお食事動画はこちら。>>ヒキガエル捕食シーン - YouTubeオオヒキガエル2010年の東京国際映画祭で「そのカエル、最凶につき」というオーストラリアのオオヒキガエルを主役にしたドキュメンタリー映画が上映されました。映画の公式サイト(英語)にはトレーラー動画やギャラリー、オオヒキガエル情報などもあってなかなか面白いですよ。>>Cane Toads: The Conquestウシガエルウシガエルの凄さはこちらの動画を見るとよく分かります。>>National Geographic ウシガエルのお食事主な参考資料前田・松井 (1989) 日本カエル図鑑. 文一総合出版※大きさ・蔵卵数は本書の数値を採用。一部は端数を四捨五入国立環境研究所 侵入生物データベース環境省 外来生物法 北海道ブルーリスト大阪府立環境農林水産総合研究所 大阪府の外来生物那覇自然環境事務所 オオヒキガエルとシロアゴガエルについてナショナルジオグラフィック 公式日本語サイトオオヒキガエルおよびウシガエルの画像は、パブリックドメイン、CC0のものを使用しています。
ヒキガエル生活
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