週20時間勉強マラソン -4ページ目

1月24日

気になったことを少し。

人は、過去や失敗に何らかの価値を見出そうとすることについて。
たとえ、そこに何ら意味がないとしてもそこに時間・力を使ってしまったために意識が向いてしまって、その事象に意味はあったのだと自分を説得してしまうらしい。
振り返ると確かにそういう側面も自分にはある気がする。
まあ、それが無意味だと思って、自己が破綻してしまうよりは良い気がするけど。
そんなに簡単に破綻しないか。
まあ、このことを頭に入れておくことが重要であるのは間違いないけど。

別件。頭の中でもっとコビトを動かす訓練をしよう。
もっと論理的に分析する思考力を養わねば。
いろんな事象に目を向け考える。
「よく見て、よく聞いて、よく考える」、これが重要って昨日動画サイトで見ていたアニメで言ってた。
重要だって思っていてもなかなかできないんだよな、常に意識するぐらいでないと。

やべ、1月ももう終わる。

『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド』

著者:ロルフ・ポッツ
監訳:ロバート・ハリス
出版年:2007年
出版社:株式会社ヴィレッジブックス

読始:2009/12/28
読了:2009/01上旬

その名の通り、you旅に出ちゃいなよ!って本。
出ますとも、旅に。

以下引用
やっぱり深夜にやろう。

追記
「結局、時間とお金というこの二点セットは、われわれをある種の停滞へとつなぎとめている。」
「旅行に価値を与えているのは、恐怖心である」(カミュ)
「放浪の旅はイデオロギーでも、社会に蔓延する病を癒す万能の薬でも、ましてやある種の地位の象徴でもない。」
「人間の豊かさはどれほどのものを余裕を持って手放すことができるかに比例している。」(ソロー)
「けれどもほんとうは、どこかに行くのに理由など必要ないのだ。」
「けれどもそもそも、長期にわたって旅をする目的は、自由に世界を歩き回れる時間を持つことだということを忘れてはならない。」
「旅に出る時は、われわれは実質的に、再生するという行為を体験している。」
「そうではなく、旅に出たら、自分のために自分がしたいと思ったことだけに専念すればいいということをけっして忘れないでほしい。」
「放浪は、目指す場所やゴールのない巡礼のような旅だ。答えを求める旅ではなく、迷いや疑問を受け止め、自分の身にふりかかるいかなることも積極的に受け入れる旅。」
「値引き交渉をする時は、相手に先に価格を提示させよう。…黙って様子を伺ってから、こちらの希望する値段を告げよう。…。世界の市場で、最もうまいセールス・テクニックのひとつは、第一世界の買い物客に、余分なお金を払わなかったことでうしろめたい思いをさせることなのだ。」
「タクシーのトランクには荷物を入れないように。」
「はじめの段階でその金額が自分と荷物を含めてのものなのか、はっきりさせておくようにしよう。」
「ひとつのものを取り上げてみると、それが宇宙のすべてのものにつながっていることがわかるのだ」(ミューア)
「われわれは自分の見たいようにしか見られない」(釈迦)
「自分の行動様式をどうするかではなく、なじみのない行動様式に遭遇した時自分が直感的にどう反応するかが問題なのだ。」
「侮辱の中におかしさを見出せて、普通は怒ってしまうようなことを笑い飛ばせるだけの度量を身につけたら、この世のさまざまな文化をほんとうに「自由に」渡り歩けるようになるだろう。」
「…予期せぬことにも心を開いて開放的になることが必要なのだ。」
「つまり重要なのは、偶然を信じて、そこからつねに何かを学べるように舵取りをすることなのだ。」
「冒険とは、自分が冒険だと思えば、どこででもはじまるものだ。」
「…。いかなる領土にも国境というものがあり、組織立った権力を治めるための法がある。しかし、われわれ放浪者は、この果てしない地球全体を所有しているに等しい。われわれの帝国は心の中にある。魂で支配し、楽しんでいるのだ。」
「…彼の言うことを最後までよく聞き、彼の身に自分の身を置いて考えることで、何かしら学ぶことがあるかもしれない。…。」
「僕は麻薬に頼ったことはない。なぜなら僕自身が麻薬だからだ。」(サルバドール・ダリ)

「すべての探検の最後に待っているのは 出発した場所に戻ることだ そしてその場所をはじめて知ることになるのだ」


引用箇所いっぱいだなー引用するだけでも疲れた。

そういえば、旅が始まったらこのブログは本読んだ記録だけのブログにします。
旅ブログはまた別のブログで。

『経営戦略の思考法 時間展開・相互作用・ダイナミクス』

著者:沼上幹
出版年:2009年
出版社:日本経済新聞社

読始:2009/1/13
読了:2009/01/22

沼上先生の最新作。
戦略論を振り返り、経営史的に体系立てて書いてある1冊。
戦略論を勉強するならこの本はかかせないでしょ、と思わせてくれるような本だった。
三部作から成るんだけど、第一部が特に良い。

二部は戦略の思考法について、三部はその実践について書いてある。
三部は、経営者・企業が陥りがちな罠についての記述。自分の経験を基に読み進めるとより分かると思われる。

引用部はあとで記載するとして、とりあえずアップしよう。

あと、本日急遽バイトに入ることになってしまった。
そんなに交代する人いねーのかよ。
まあ、お互い様ではあるんだけど。

では。