本日の欧州市場でドル円は買い戻される展開となった。
日本、アジア株が下落したことを背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から売りが先行。
市場関係者からは「月末を迎えた国内輸出企業からの売りが出た」との声が聞かれ、
一時84.06円まで値を下げた。ただ、売り一巡後はショートカバーが優勢に。
池田元久財務副大臣が「為替介入をした場合、
日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要がある」「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」などと述べたと伝わると、
為替介入への警戒感が高まったとして買い戻しが進んだ。
欧州株価やダウ先物が下げ幅を縮めたことも相場の支えとなった。
NY市場では22時に6月米ケース・シラー住宅価格指数、
22時45分に8月米シカゴPMI、23時に8月米消費者信頼感指数が発表される。
また、夜中の3時にはFOMC議事要旨(8月10日分)が公表される。
市場では、予想を下回る米経済指標が相次いでいることから、
米景気の先行き懸念が強まっている。
本日の米指標の結果を受けた米国株や米金利の動向に引き続き注意したい。
また、MBSの満期資金を米国債に再投資する事を決めたFOMCの議事要旨については
「この会合では反対意見があったことも伝えられており、注目が集まる」との指摘があった。
なお、ドル円は欧州時間に一時84.56円付近まで値を戻す場面があったが、
「84.00円から下の水準にはストップロスが観測されている」との声も聞かれ、
下サイドへの動きに注意が必要だ。









