広島大大学院の研究で血液検査で客観的にうつ病の
診断ができる・・・という発表 がありました。
どうなんでしょう?
うつ病って、気分の落ち込みや意欲の低下の程度の問題
じゃないですか。
うつ病の人って、自分が“うつ病”だっていう認識はなくても、
気分の落ち込みや意欲の低下は自分でわかると思うんです。
ということは、あくまでも決め手は本人の感覚と医師の診察で、
客観的に血液検査で「あなたはうつ病です」っていうのには
馴染まないような・・・
躁状態や統合失調症、認知症、アルツハイマーなどは
本人に病識がない場合も多くあると思うので、
客観的に数値で表されるのは、ある意味説得力があるのかも
しれないけど・・・
いずれにしても、手法の一つとしては有効であろうし、
今後どのように研究が進められ、それをどう活用していくのかは
興味のあるところではあります。