村下孝蔵さんの没後に出された2枚組ベスト盤「七夕夜想曲 村下孝蔵最高選曲集 其の壱」です。
村下孝蔵最高選曲集は3作が制作され、その第一弾です。
(其の弐と其の参はライブ盤です。※後日掲載予定)
2005年6月22日リリース SONY MUSIC MHCL 10082-83
このアルバムは2005年発売のSACDハイブリッド盤と2009年発売のCDがあります。
【収録曲】
Disc 1
1. 月あかり
2. 春雨
3. 帰郷
4. ゆうこ
5. 初恋
6. 踊り子
7. 少女
8. 夢のつづき
9. かざぐるま
10. ねがい
11. 陽だまり
12. 哀愁物語 〜哀愁にさようなら〜
13. 風のたより
14. ソネット
15. アキナ
16. この国に生まれてよかった
17. 一粒の砂
Disc2
1. ロマンスカー
2. つれてって
3. 16才
4. 同窓会
5. ひとりぼっちの雨の中
6. 雪が降る日に
7. 氷の世界
8. 影を慕いて
9. 22才の別れ
10. 夜行列車
Disc 1の全曲とDisc 2の1~4はシングル曲です。
Disc 2の「ひとりぼっちの雨の中」と「夜行列車」はベスト盤の「純情可憐」に収録されています。
「ひとりぼっちの雨の中」と「夜行列車」は、プロ・デビュー前の作品で、「ひとりぼっちの雨の中」は自主製作盤のシングル曲です。
青文字の4曲はライブ音源で「雪が降る日に」と「22才の別れ」は、かぐや姫のカバー、「氷の世界」は井上陽水さんのカバーです。「影を慕いて」は古賀政男さんの作品で、1931年(昭和6年)に佐藤千夜子さんのSPレコードが出ています。
このアルバムの”売り”は、高音質のSACDハイブリッド盤であることと、未発表のライブ音源4曲でしょう。
商魂たくましいレコード会社の小賢しいベスト盤商法。
未発表曲が含まれていると興味が湧くのは哀しい性か...。