森下暁さん（元大阪市長） 優れた実績と経験を残した功罪の裏表

すっかり時の人となった橋下徹・大阪市長で、今や平松前市政の時の事など、問題視する動きすらみられない。
もちろん、政治は前に進めなければならないので、無為に過去を振り返り、あまつさえ重箱の隅をつつくような事をして、地域行政のために粉骨砕身・努力をした、特別職とはいえ高位にあったことだけを持ってして、永続的に非難をされるべきではない。
しかしながら、平松市政は２０時ちょうどの開票速報と共に市民にノーを突きつけられた。
その意味をいまだかつて誰が総括したであろう。
今一度だけ、少し前の大阪市政を振り返ってみたい。

大阪市の副市長だった森下暁さんを巡っては、様々な疑惑が取りざたされている。

そもそも論として、森下暁さんは、関淳一市長時代に裏金問題を巡って更迭された経歴を持つ。

今でも、共同通信の記事が残っているので引用してみたい。

　大阪市の関淳一市長は２１日、ヤミ年金・退職金で支出した公費の一部について返還を求めないと議会で答弁した森下暁市長室長（経営企画監）を同日付で更迭するとともに、土崎敏夫筆頭助役が辞職を申し出たとして、２６日付で辞表を受理する考えを表明した。 　関市長は職員厚遇問題などを受け、弁護士出身の大平光代助役や上山信一慶応大学教授らの主導で市政改革を進めている。土崎氏は１９６４年に市に採用された“たたき上げ”の代表格。「外部主導の改革への反発だろう」との見方も出ており、改革をめぐり亀裂が表面化した格好だ。 　森下氏は１６日、市議会財政総務委員会で、ヤミ年金などの財源として市が支出した公費３２８億円のうち、未返還の１８９億円について「地方自治法の５年間の時効が成立している」と答弁。市職員互助組合連合会に返還を求めない考えを示した。

記事は２００５年９月のもの。

このように、森下暁副市長と平松前大阪市長との関係はかなり不透明であると疑われても仕方がないのではないだろうか。

真実はどこにあるのか。

解明を切に願うものです。

森下暁
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