こんにちは。
今日は息子が診療に至るまでの過程のお話で、先日の続きです。
─≪診断とテスト結果≫─────
・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・IQ120(WISC-Ⅳ知能検査)
※WISC-Ⅳ検査結果
全検査IQ(FSIQ):120
言語理解(VCI):111
知覚推理(PRI):124
ワーキングメモリー(WMI):97
処理速度(PSI):124
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通常、発達障害の専門の外来を受診するまでに至るには、一応ステップがあって
①親の気付き
②歳児健診で保健師の気付き
③幼稚園の先生の気付き
日本はアメリカとは違い「この子はADHD等が疑われるから専門機関で診療を」と、積極的に促したりはしません。歳児健診や幼稚園で明らかな兆候が見受けられたり、親か子供のどちらかが「日常生活が辛い」と「本気で」感じていない限り、専門的な機関へという話は出ないのです。
アメリカでは兆候が見られると、幼稚園なり学校なりの担任から促され、かなり早い段階でテストを受ける様ですが、日本はまだまだそこまでにはなっていません。
息子の場合、歳児健診では年齢を上回る事ができていたし、幼稚園ではずっと「この歳の子はこんな感じでOK」で済んでいたし、年長時にあった就学児健診での知能テストでも問題なし。ただひたすらに、私と旦那が理由も分からず「育てにくい」と感じて疲れ果てていただけでした。
それでも私は息子の年長時の様子を見て、このままでは小学校に上がってから授業をきちんと受けられない、下手すると妨害する事になりかねないと思い、保健師さんや幼稚園に「専門の発達外来を受診した方がいいでしょうか」とは相談せず、自分で調べてダイレクトに小児発達外来に電話しました。
発達について相談しても「様子を見ましょう」となっている相手に「受診した方がいいでしょうか」と相談した所で、「様子を見ましょう」と言われるに決まってると思ったからです。正直、私は「こんだけ長い間、息子の様子を見て『おかしい』と思っているのにまだ様子を見ろと言われたら心が折れる」と思ったのです。
「発達外来に電話しよう」と決心したきっかけは、年長時9月末の運動会でした。
観覧席からずっと息子の様子を見ていたのですが、運動会で与えられた役割はできていたけど、とにかく先生の話を聞いていない。先生がクラスの皆を集めて次の指示を出している間も、ずっと後ろを見たり上を見たりとキョロキョロキョロキョロ。身体も、その場から逃走するわけではないから捕獲されないまでも、ずっと足踏み状態で上半身はグネグネ。
トドメはダンス。息子はよく踊れていたと思いましたが、運動会が終わった後片付けをしていた時、クラスの補助をしてくれている先生が息子の所に来て涙目で「良かった~ちゃんとできたね!毎日先生と特訓した成果が出たね!本当に良かった!」と息子と手を取り合って喜んでいたのを見て、
「こりゃ無理だ」
と、何か吹っ切れた感じがしました。どうやらどうしても皆と同じにできない(恐らく話を聞いていないため)ので、皆とは別に補助の先生と1対1で練習していた模様。先生、本当に申し訳なかったです。
運動会が土曜日だったので、翌々日の月曜日に、家から車で1時間ほどで行ける総合病院の小児発達外来に電話しました。
10月に入ってすぐの電話でしたが、診察の予約が取れたのは3月末でした。
初診日の2週間前までに
・家での様子をまとめたもの
・幼稚園の担任が見た息子の様子
を、特に書式はないので郵送する様に指示を受けました。
家での様子は私がまとめればいいとして、幼稚園の様子をまとめた物を担任の先生にお願いしなくてはいけなくなりました。
3月末受診だから、2週間前とは言っても2月末までには郵送したいなと考えてました。
息子のクラスは28人をひとりの先生が見ていて、とにかく手を焼く子が多いクラスだなという印象だし、いくらベテランの先生でもその大変さは計り知れないと感じていたので、わざわざこの話のために時間を割いてもらうのも申し訳ないなと思ったし、11月に入ってすぐ個人面談の予定があったので、その時でいいかなと思いました。
まだ時間があったので、私は私でざっくりと書類を作成。ざっくりと言っても、A4用紙3枚になりました(最終的に提出した時は5枚)。
11月にあった個人面談の際、発達外来を予約した事と、書類を作って欲しい旨を伝え、「参考にしてください」と、私がざっくりと作った書類を渡しました。
先生は「5月の家庭訪問の際に、お母さんがそこまで悩んでいた事に気付けなくて申し訳なかった。書類はきちんと作るから大丈夫。」と言ってくれました。
私はあまり周囲に「悩み」を言う方ではなく、ママ友などと呼べる友達もいないし、仲のいい幼馴染は2~3人いるけど、もう皆の子は高校生やら中学生だし、最近めっきり会ってもおらず。
はっきり言うと、恐らく私は『コミュ障』です。自分からアプローチして誰かと会う事は皆無(幼馴染でもなかなかしない)。いわゆる「ママ友」と呼べる人もいません。息子の同級生のお母さんたちは、会えば楽しく話すし、特に問題もなくお付き合いはできているけど、お互いの家を行き来したり、子供抜きでお食事に行くなんて考えた事も無いし誘われた事もない。
でも、私はそれくらいの距離がちょうどいいのです。あまりべったりとしたお付き合いは、どちらかと言ったら苦手な方。誘われたら出る、滅多に誘われないくらいが居心地いいのです。
なので、誰かに相談などするはずもなく。もちろん、担任にも。
そこで担任の先生が「初診までまだ時間もあるし、ちょうど12月初旬に臨床発達心理士の先生の相談(すくすく相談)があるから、一度その先生にも幼稚園での様子を見て頂いたり、時間があったら面談してもらいましょうか?」と言ってくださったのが、WISC-Ⅳテストを受けるきっかけです。
個人面談後、すぐに地域の保健師さんから電話があり、すくすく相談の日程を知らされました。1年ほど前に軽く見て頂いた感じ(ブロックで遊んだり絵を描いたりハサミを使ったりする様子を先生が見る)なのかなと思いました。
12月初旬、旦那もちょうど休みだったので、3人ですくすく相談へ。
入室すると「お父さんとお母さんは後ろで見ててください」と言われたので、様子を見ていると、ブロックを並べたり絵を見て質問に答えたり…と、私たちは「何やってんだろ?」という感じでしたが、あれがWISC-Ⅳだと知ったのは結果を頂いた時でした。
2時間近くかかったテストでしたが、遊びに近いテストばかりだったので、息子は結構楽しかったみたいです。動く・喋る・立ち歩くはありましたが、最後まで楽しそうにやっていました。
先生に「結果が出たらお知らせしますね」と言われ、その日は「何のテストだったんだろうねえ」と帰宅。
すいません、また長くなったので続きは後日。