またまた前後いたしまして、今度はGT-R繋がりとでも言った
方がいいのか、1995年のル・マン24時間レースに参戦した
スカイラインGT-RのLMヴァージョンです。

r33gtr-lm01.jpg

R34GT-Rが誕生したとき、ニュルブルクリンクのオールド
コースで最速タイムを叩いたという大々的なテレビCMに
痺れたものですが、実車はR33型に比べて2回りも大きく、
上品なエクステリアデザインとは裏腹のドッカンターボの
縦G加速に驚いたものです。

そのR33GT-Rをベースにしたル・マン参戦車両ということで、
大いに期待を持って眺めていた記憶があります。今回は、
フルレストアを施しシェイクダウンまで終えた状態での
復元展示でした。

r33gtr-lm02.jpg

以下、掲示されていた情報を転記します。

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1995年(平成7年)にNISMOチームがル。マン24時間レースに
参戦したマシンで、スカイラインGT-R(BCNR33型)をベースに
したGTカー「NISMO GT-R LM」です。市販のスカイライン
GT-RはアテーザE-TSを搭載した4WDの駆動方式ですが、
NISMO GT-R LMは重量的に有利な2WD(駆動方式:FR)に
改造されているのが特徴です。22号車と23号車の2台が
エントリーし、決勝レースでは22号車(福山英朗/粕谷俊二/
近藤真彦組)が総合10位・クラス5位となりました。搭載の
RB26DETTエンジンは、グループN仕様を200馬力程度
上回る650馬力以上の最高出力を誇りました。

感謝!