ついに常勝ホンダが勝てなくなり、第2期として撤退する最終年と
なった1992年のクルマが4/7です。
最初にこのクルマを見たときは、スリークなスタイルのきれいな
クルマ という印象だったのですが、実際にはエンジンがVバンクを
開いて低重心化を図って、より高性能化に寄与したものの、シャシー
はメス型のカーボンコンポジットだったり、空力的にも後退した
エンジニアリングで、総合性能としては前年比若干のプラスにとど
まったのではないでしょうか。その間隙をよりコンパクトでバランス
の優れるV10エンジンで、アクティヴサスペンションという飛び
道具で武装したウィリアムズに見事に衝かれ、マンセルとプロストに
チャンピオンを持っていかれた挙げく、エースドライバーのセナにも
離脱されてしまい、最終的に悲劇を呼んでしまうトリガーのような
クルマになってしまったのは残念です。
エンジンもシャシーもがんばっているのに、いかんせん一世代古い
エンジニアリングで結果に届かないというのは、今年の状況とよく
似ており、レースの先頭を走っているクルマを素直に真似る愚直さが
必要かもしれません。
エンジン:RA122E 水冷4ストローク 75度V型12気筒
DOHC4バルブ ギヤ駆動 3497CC
最高出力:650PS以上
重量:500kg
感謝!
なった1992年のクルマが4/7です。

最初にこのクルマを見たときは、スリークなスタイルのきれいな
クルマ という印象だったのですが、実際にはエンジンがVバンクを
開いて低重心化を図って、より高性能化に寄与したものの、シャシー
はメス型のカーボンコンポジットだったり、空力的にも後退した
エンジニアリングで、総合性能としては前年比若干のプラスにとど
まったのではないでしょうか。その間隙をよりコンパクトでバランス
の優れるV10エンジンで、アクティヴサスペンションという飛び
道具で武装したウィリアムズに見事に衝かれ、マンセルとプロストに
チャンピオンを持っていかれた挙げく、エースドライバーのセナにも
離脱されてしまい、最終的に悲劇を呼んでしまうトリガーのような
クルマになってしまったのは残念です。
エンジンもシャシーもがんばっているのに、いかんせん一世代古い
エンジニアリングで結果に届かないというのは、今年の状況とよく
似ており、レースの先頭を走っているクルマを素直に真似る愚直さが
必要かもしれません。
エンジン:RA122E 水冷4ストローク 75度V型12気筒
DOHC4バルブ ギヤ駆動 3497CC
最高出力:650PS以上
重量:500kg
感謝!