日産自動車のエクストレイルというクルマに乗る機会がありました。
だいたい皆さまお察しの通り、私のクルマの趣味は偏っておりまして、
ロングノーズ&ショートデッキ、エンジンはできればV型12気筒、
ボディは赤く、流れるようになめらかで、後姿はドレス姿のレイディ
のよう。とまあ、こういうわけです。
ということは、ある意味でまったく正反対のこのクルマに乗って、
何かを感じるなんてことがあるとは想定外という、想像できない
ことなのですが、あろうことはハンドリングの素晴らしさに驚いて
しまいました。
ふだんはストレートをきちんと守り、ごく弱アンダーでステア
リングを切った分だけ曲がり、リアはトラクションが掛かりながら
も、じりじり流れるかのようにロールし、しかしながらロールを
感じさせないくらいフラットで、もう飴玉を舌の上で転がして
いるかのような滑らかさ。いつまでも座っていたい。いつまで
も運転していたい。素晴らしい。
よく考えてみると、これって日産のクルマにある程度共通する
日産のハンドリングではないかと思います。
ということなら、このハンドリングを決めているのは、現代の
名工に選ばれた加藤博義さんでしょう。まったくもって本当に
素晴らしいです。普段ならまったく見向きもしないこのクルマに
すがってオイオイ泣きたいくらいの感激でした。
クルマってやっぱりパッケージングで始まり、パッケージング
で終わるはずなのですが、それをほとんど意識させないような
作りは、今やメルセデス・ベンツでも放棄してしまったモノ作
りの美学溢れる工芸品的美しささえ感じさせ、もうこうなった
ら国産車に乗るなら日産以外にありえない!と感じさせるに
十分です。
こういうユース需要を向いたようなクルマですら、開発に手を
抜かないあたり、老舗の底力をみせてもらいました。
改めて感謝感激です。
感謝!

だいたい皆さまお察しの通り、私のクルマの趣味は偏っておりまして、
ロングノーズ&ショートデッキ、エンジンはできればV型12気筒、
ボディは赤く、流れるようになめらかで、後姿はドレス姿のレイディ
のよう。とまあ、こういうわけです。
ということは、ある意味でまったく正反対のこのクルマに乗って、
何かを感じるなんてことがあるとは想定外という、想像できない
ことなのですが、あろうことはハンドリングの素晴らしさに驚いて
しまいました。
ふだんはストレートをきちんと守り、ごく弱アンダーでステア
リングを切った分だけ曲がり、リアはトラクションが掛かりながら
も、じりじり流れるかのようにロールし、しかしながらロールを
感じさせないくらいフラットで、もう飴玉を舌の上で転がして
いるかのような滑らかさ。いつまでも座っていたい。いつまで
も運転していたい。素晴らしい。
よく考えてみると、これって日産のクルマにある程度共通する
日産のハンドリングではないかと思います。
ということなら、このハンドリングを決めているのは、現代の
名工に選ばれた加藤博義さんでしょう。まったくもって本当に
素晴らしいです。普段ならまったく見向きもしないこのクルマに
すがってオイオイ泣きたいくらいの感激でした。
クルマってやっぱりパッケージングで始まり、パッケージング
で終わるはずなのですが、それをほとんど意識させないような
作りは、今やメルセデス・ベンツでも放棄してしまったモノ作
りの美学溢れる工芸品的美しささえ感じさせ、もうこうなった
ら国産車に乗るなら日産以外にありえない!と感じさせるに
十分です。
こういうユース需要を向いたようなクルマですら、開発に手を
抜かないあたり、老舗の底力をみせてもらいました。
改めて感謝感激です。
感謝!