たまたま南武線を利用する機会がありましたら、駅に新型電車が
投入されるポスターが掲示されていました。
南武線は、旧南部鉄道が国鉄に接収された歴史的経緯がありますが、
そのせいかどうなのか、始点で接続する東海道本線や終点で接続す
る中央本線に比べ、冷遇といっても差し支えないような格差がある
ことは、今でも目に見えて分かります。
新型電車が導入されることは、鉄道にとってニュースに特筆される
事項ですが、このことによって期待されることは、座席の7人掛け
が守られることと、ボディ拡大によるドア部の定員増化によって、
実質1.1割の輸送力増加です。
ただ、東急東横線や横須賀線に接続する武蔵小杉とその周辺の開発
ピッチという、南武線を取り巻く環境変化に対して必要かつ十分な
イノベーションであるかといえば、時期は遅く規模も小さいという
評価になるのではないでしょうか。
歴史的経緯から路線のキャパシティの問題も目に見える現状ですが、
JR路線にしてはイレギュラーな6両編成を増結することによる
混雑緩和とか、運行本数の増加によるサービス向上とか、費用対
効果を見込みつつ、収益性をも向上させる施策はあろうかと思い
ます。
首都圏ネットワークを構成するから、という消極的な理由ではなく、
10年程度の長期収支をベースとした特甲線としての設備投資を
ぜひ路面強化から行っていただき、7両編成+5分間隔運転をお願い
したいと思い、まずは初めの一手として新型電車導入のお慶びを
申し上げます。
投入されるポスターが掲示されていました。

南武線は、旧南部鉄道が国鉄に接収された歴史的経緯がありますが、
そのせいかどうなのか、始点で接続する東海道本線や終点で接続す
る中央本線に比べ、冷遇といっても差し支えないような格差がある
ことは、今でも目に見えて分かります。
新型電車が導入されることは、鉄道にとってニュースに特筆される
事項ですが、このことによって期待されることは、座席の7人掛け
が守られることと、ボディ拡大によるドア部の定員増化によって、
実質1.1割の輸送力増加です。
ただ、東急東横線や横須賀線に接続する武蔵小杉とその周辺の開発
ピッチという、南武線を取り巻く環境変化に対して必要かつ十分な
イノベーションであるかといえば、時期は遅く規模も小さいという
評価になるのではないでしょうか。
歴史的経緯から路線のキャパシティの問題も目に見える現状ですが、
JR路線にしてはイレギュラーな6両編成を増結することによる
混雑緩和とか、運行本数の増加によるサービス向上とか、費用対
効果を見込みつつ、収益性をも向上させる施策はあろうかと思い
ます。
首都圏ネットワークを構成するから、という消極的な理由ではなく、
10年程度の長期収支をベースとした特甲線としての設備投資を
ぜひ路面強化から行っていただき、7両編成+5分間隔運転をお願い
したいと思い、まずは初めの一手として新型電車導入のお慶びを
申し上げます。