閉館30分前で残念だったことのひとつが、記念館本館はまったく
観られなかったことでした。

場内の掲示場に貼ってあったポスターでは、八代市に在住されて
いた元教師 小沢年満氏の追悼展の開催が告げられています。7月
末日まで。

蒸気機関車黄金時代.jpg

現在、静岡は大井川で動態保存されているC11 190が復帰する
とき、保存機の由来として熊本県の個人が保存していたと記録され
ていて、国有鉄道の資産だったものを用途廃止になったとはいえ、
個人が保存できるものなのか、と感嘆したことがありました。その
保存していたご本人が、この小沢氏と分かり、また教師だったと
いう鉄道とまったく異なるご職業にも、今回改めて感嘆しました。

非常に残念ながら、今回の追悼企画展の最中に再訪することは
難しいであろうことと、故人を偲ぶことも叶わないだろうことで
すが、とはいえ当地を訪れなければ知ることも叶わなかったこと
ですから、これで由とすることにすべきでしょう。

もしお近くの方、足を延ばせることができる方は、ぜひともご覧
いただきたいなと思います。

感謝!