知る人ぞ知る本坊酒造のウィスキー「駒ケ岳」。私はあまりご縁が
ありませんでしたが、最近はコンテストでも入賞する実力派で、
昨今は価格が上がって入手が困難になってきているとか。

その駒ケ岳の10年熟成40度。陶器ボトルでした。

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テイストはミディアム・ピーテッドで、最初のひと口はハイ
ランド・パークを思わせます。おそらくはホッグズヘッドの
リフィルがメインだったのではないでしょうか。

これがモルトウィスキーだといえば、普段ウィスキーを飲ま
ない人の認識を改める力があると思います。というのはピー
トの強さだけでなく、雪解け水の繊細な水の味が生きており、
冬にコタツに入って乾き物を肴に一杯やろうか?なんて連想
させる、ゆっくりとした時間が流れるウィスキーならではの
上手な酔い方が味わえるからです。

私は、残念ながら54度のお酒が続いた後でしたが、次の
機会があるとすれば、ドライフルーツと共にはじめの一杯に
したいと思います。

感謝!