朝刊を読んでいたら、エールフランスの全面広告が出ていて
驚きました。

エールフランスの日刊紙全面広告は珍しいことではありません。
驚いたのは、80周年の記念日だったということです。

エールフランスの80周年おめでとうございます。

80ans-airfrance.jpg

私は、何度もパリに出掛けていますが、エールフランスに
搭乗したのは1度か2度くらいしかありません。

私にとってのエールフランスは、もっぱらセンスを感じさせる
美しい広告やCMによる好印象や、数少ない日本におけるフラ
ンスを感じる象徴的なものです。

こういうときに、いつも感じるのは、エアラインの良し悪しを
皆さん仰いますけれど、飛ぶ機体に大きな違いがないのに、
どんなところで良し悪しを評価するのか、よく分からないこと
です。

定量的な指標に基づく客観的な評価というのは、やはりダイヤが
正確かどうか、シートピッチが広いかどうか等々だと思うのです
が、多くの評価をみるとCAが綺麗か等の主観的な指標に基づ
いており、それで評価されたらエアライン事業は大変だと思って
います(笑)

それよりも、機内で重要なのは周囲の(とくに隣の)乗客ではない
かと思っておりまして、日本人にとってのエールフランスは、
パリに出掛けるときのキャリアですから、割とノーブルな人が
多いのではないかと思います。

このあたりは日本の航空会社も同様で、フランス人に日本が好感
度を持たれているのは、地球の正反対でも同質感を感じるから
ではないかと考えています。

我々は、思っているよりもお互いに近い存在ではないでしょうか。

感謝!