福島県の会津若松市にある城跡。通称鶴ヶ城にやってきました。

鶴ヶ城.jpg

じつは会津は私の父親の出身地ですので、親しみのある場所
なのですが、鶴ヶ城を訪問したのは、小学校低学年以来、これで
2度目です。

子供の時分にも天守閣に登った記憶があるのですが、当時は
何がなんだかという感じでしたので、なんとなくモヤモヤした
ものがありましたが、今回改めて訪れてすっきりしました。

それを感じたのは、写真では少し分かりにくいですが、屋根瓦が
葺き替えられているところで、従来は一般的な鼠色だった瓦が、
昨年オリジナルの茜色の瓦に復原されました。

少しでも当時のオリジナルに戻す、それは現在でも藩主と藩を
大切に想う気持ちの表れでしょう。

そう、会津若松城は、ご当地では「鶴ヶ城」と愛称で呼ばれて
いて、その方が通りがいいのです。

確かに現在の天守は鉄筋コンクリート製ですが、そこに天守が
あるということが今でも象徴として大切なのでしょう。だから
こそ会津といえば白虎隊になるのだと感じました。これで、
自分のなかにある過去のモヤモヤがすっきりしました。

東京から訪れた他所者の感想としては、せっかく東京から近い
のだから、白虎隊の一本足打法ではリピートして訪れにくいので、
城下町ならではの歴史をストーリーとして体験できるものを
いくつか用意されるといいと思います。

またそれが実現できるだけの資源がありますので、ぜひとも
最大限に活用していただくと、自分のルーツの一端がある場所
として誇り高く感じられ嬉しいですね。

感謝!