少し前に、ワルシャート式弁装置には、機構的な限界があるの
ではないかと思いまして、大森の貴婦人に会いにいってきました。

c5766第二動輪.jpg

弁装置と走り装置の原理は理解できたのですけれども、実運用に
入ると走行環境の変化が激しいとき(=悪条件での石炭列車の
入換等)の際には、この仕組みでは万全とはいえないのではないか?
という仮説です。

メカニズムの話と操作技術にまたがる領域なのですが、21世紀の
現代ではもはや自分自身で経験する機会がほとんどありませんので、
蒸機の運転も整備も分かる人に質問してみたいと思っていました。

それと、順序は前後しますが、ワルシャート式弁装置と走り装置の、
特に前後進の切替えの原理が、本を読んだだけではどうしても
理解できず、各クランク位置に対するリンクと弁の位置の辻褄
合わせが必要になって、紙に起こして書くことにしました。

走り装置.jpg

なんだか、とても原始的な方法だと思うのですが、聞くところ
によると、JRの乗務員研修でも模型と手書きで理解するのだ
そうです。

そうなると、もう私も運転できそうですね。

あとは、ブレーキの理解とボイラー免許だけだな♪(笑)

感謝!