パラマウントがゴースト・プロトコルなら、MGMはスカイフォー
ル。今年はダブル・オー・セヴンが4年ぶりに帰ってくるそうです。

今年は映画007シリーズが50周年とのことで、なんとしても今
年中に公開したかったのでしょう。すでに公開日は決まっていて、
オクトーバー26thは英国、翌週が米国、日本は12月1日です。

各国のサイトをみると、公開日だけが告知されているペラサイトで
すが、ティーザーキャンペーンはFacebookに誘導されていて、もう
じわじわとボンドが帰ってくるシーンに近づいてくる様子が演出さ
れています。

同じスパイ映画でも昨年公開されたパラマウントの方は、ロシアや
アブダビ、インドと、いま流行のワールドトラベルを見せてくれま
すが、本家スパイ映画のMGMの方は、いくらバックにソニーがつ
いているとはいえ、本体の決算が数千億円の赤字となると、エキゾ
チックな海外ロケは、パリのシャンゼリゼがオープニングに選ばれ
るかもしれません。

そうすると、前作でシエーナのカンポ広場から走ったのがアルファ
159だったのですから、新作の凱旋門広場から走るのはルノー・
メガーヌでしょうか。

右側の助手席で、峰不二子よろしく怪しく微笑むベレニス・マーロ
ウが早く観たいですが、取引が行われるのは香港か?上海か?

リン・チーリンがサプライズ登場なんてことだったらゴージャスで
いい感じですが、どうやら男臭い映画になりそうですので、遠くの
女を優しく見つめるスパイなのか、近くの女をクールに触れるスパ
イなのか、そのバランスが新作のテイストを決定しそうで楽しみで
す。

感謝!