携帯電話といえば、すっかりスマートフォン略してスマホの時代
になりました。この人々の認識を決定的なものにしたのは、昨年
発売されたアイフォン4Sでしょう。

元祖ソフトバンクモバイルに加えて、KDDI社のAUも導入を
決め、すわNTTドコモも発売かとオセロのドミノの如く携帯電
話市場の地図が変わる、と誰もが感じたものです。それが証拠に
従来型の携帯電話端末の新規開発はほとんどが中止され、発売も
2割に止まるとかで、スマホ市場だけでみると、もはやアイフォ
ンかそれ以外かという情勢になってきました。

そんななか通りがかったとあるドコモショップの店頭では、徹底
抗戦とばかりにスペック比較です。

スマートフォン対決

しかしいくらスペックを比べて対決させても、今回の4Sの登場
というのは競争の水準を変えてしまう出来事ですから、この比較
表で勝ち負けを出しても販売に正比例するかどうかは疑問符がつ
きそうです。

それはそれとして、こういう世の中になってくるといくら電話や
携帯が嫌いだからといってモバイルを持たないで生活することな
んて、もはや不可能でしょう。

すると、次に機種を変更するときには否応なくスマホから選択す
ることになりそうですが、仕事柄電話でよく話す使い方を考える
と電池が1日も満足に持たない端末は携帯電話として採用しにく
いという決定的なデメリットを抱えているのが現状で悩ましく、
バッテリーの問題が早く何とかならないかと、こうしてここで書
いていたりします(笑)。

携帯電話は、小さければ小さいほど、軽ければ軽いほど、電池が
持てば持つほど、料金が安ければ安いほど良い端末で、そういう
端末が出ないかな(20世紀の未来予想にあったような腕時計型
の電話とか、笑)と思うのですが、どうなんでしょうか。

太陽電池で動くデジタル時計が出来たのだから、同じパワーソー
スで動く携帯電話とか出来ませんか、シャープさん?

小さい世界でシェア争いの数字を視聴率よろしくニュースで報道
しても、消費者には本質的に無関係ですので、アップルに学んで
別の競争原理を作り出すような「スマート」フォンを楽しみに望
んでいます。

感謝!