子供たちの学校が始まって、
奥さんは毎朝お弁当作り🍱
そのため5時起き。
僕は起きれなくて、
6時頃起きだす。
で、
子供たち起こして
朝ごはんにシリアル食べて、
7時過ぎに子供たちと一緒に家を出て、
7時30分頃のバスに乗って
8時に子供たちを小学校まで送り、
その足で大学に向かう。
バスの中で論文を読み、
9時前に到着。
9時から最低1時間は文章を書くのに集中し、
そのあと自分の実験や他の人の実験のサポートをする。
13時頃にメールチェックしたり、同僚と話しながら、奥さんが作ってくれたお弁当を食べ、
13時30分から小一時間、書類関連やデータまとめに取り組む。
14時20分に大学を出て、
15時に小学校へ子供たちのお迎え。
子供たちを連れて16時頃に大学に戻り、もうひと作業。
17時か18時頃に大学を出て、
19時までには自宅に帰る。
で、
自宅でゆっくり晩御飯。
これがこちらでの日常。
日本で研究してた頃より、
仕事時間は圧倒的に短いし、
家族と過ごす時間が長くなった。
日本だと、
朝5時に家を出て、
7時にはデスクか実験室に居て、
帰ってくるのは夜の10時。
子供たちは寝てるので、
晩御飯はひとり。
そんな生活だった。
それが普通だと思ってた。
けど、
デンマークでは、
そんな生活はあまり良いようには思われない。
時間の使い方のヘタなひと、くらいなもんだ。
国によっていろいろ価値観が違うのは当たり前だけど、
デンマークにきて、
ずっとヒトらしい、家族らしい生活になってる気がする。
まだ慣れないのは、
家族の都合のために仕事を途中抜け出すこと。
でも、なーんにも問題ない。
子供を職場に連れて行くのも、
むしろ「子供にとっていい社会勉強になるね!」と勧めてくれるひともいるくらい。
日本だとどちらかというと男はあまり子供の世話には出てこないことが多いと思うけど、
こちらはその辺はとてもリベラル。
だから、お迎えでも男親どうしで良く会う。
しかも、自分の子供じゃなくても、
一緒に過ごすことや教育することが当然で、
「子供はみんなで育てる」
という意識があるから、
みんなどの子に対しても普通に世話をするし、
普通に叱るし。
仕事に対する考えや振る舞いも違う。
仕事がまだ軌道に乗ってないので、
仕事のペース配分がイマイチまだ掴めてないけど、
ちゃんと仕事の時間に集中して、
前より効率的な仕事ができているような気がする。
それも、大学・研究室の分業・相互サポート体制がしっかりしてるから、なんですが。
みんな、やることやって、
早く終われば早く帰って自分や家族との時間にあててる。
18時に帰るのは実は遅い組で、
別に自分の役割、仕事さえできているなら、
何時に帰ったって、
子供の迎えに行くことだって、
家族と買い物に出かけるから帰る、ったって、
誰も気にも留めない。
別に15時に「友達と飲みに行くから今日は帰るね〜」と
みんな普通に帰ってく。
他の日で、補填しようとか、
そんなのも考える必要ナシ。
それでも
少なくともウチの研究室の面々は
みんな仕事はキッチリこなしてる。
当然、仕事できない人は、
結構簡単にクビになる。
(社会保障がしっかりしてるので、クビになっても困らないから、余計に仕事の評価は結構厳しいようだ。)
自分や家族の時間を大事にしながら、
いい仕事をする彼らのやり方。
時間の使い方を日々学んでいるところです。