横浜の新外国人ヒューズが好投。巨人に移籍したクルーンに代わる抑えの筆頭候補としてアピールした。9回無死一、二塁のピンチで登板し、打者を打ち取るごとに右こぶしを握り、気迫あふれる投球で後続を断った。
 ヒューズは「球速も出ていたし、調子は良かった。ストライクを投げれば抑えられることが分かった」と興奮気味に話した。(宜野湾)

○横浜7-3日本ハム●(1日、オープン戦)

 横浜が村田の2ランを口火に逆転勝ち。3点を追う三回無死一塁から、日本ハム・グリンの内角直球を左中間へと運んだ。昨季のセ・リーグ本塁打王は「うまく打てた。(日本ハムの新人)中田くんに見られているという意識があったので、実はホッとしています」と笑った。

 ◇中田翔内野手(日本ハム・18歳)…また特大弾、着実に成長

 キャンプ初日のフリー打撃で13本の柵越え、練習試合初戦の第1打席で放ったソロ。節目ごとに結果を残した男がオープン戦初戦の第1打席でまたやってのけた。

 二回1死。マウンドに立つ横浜・高崎は、社会人野球の日産自動車で日本代表歴のある2年目右腕。横浜首脳陣は「ローテーションの一角に」と期待を掛けている。

 カウント2-2からの5球目、縦に落ちるスライダーが抜け気味に真ん中に入ったのを見逃さなかった。「手応えは完ぺき。上からたたき付けられた。いいスタートが切れました」。打球は左翼席奥の防球ネットまで達した。練習試合の2本塁打は、ともに左投手の直球を打ったもの。この日は初めて右投手の変化球をとらえた。

 課題が出たのは、第2、3打席。いずれも内角を意識して腰が引け、外角球を空振り三振。それでも平野打撃コーチは「やろうとしていることはやっている」と評価を崩さなかった。

 この日を区切りにプロ初キャンプの地、沖縄・名護を離れた。「変化球への対応もできてきた。少しずつ進化してるのかな」と1カ月を総括した。怪物ルーキーが着実に成長を続けている。


hatusyouri 命

 【横浜11―4韓国サムスン】横浜の寺原が初実戦となる練習試合、韓国サムスン戦で2番手として2回を1安打無失点。最速150キロの直球にカーブ、スライダー、シュートを織り交ぜて内野ゴロ5つに仕留める内容に「ブルペンではひどかったけど、実戦だと気持ちが入る。腕自体は振れていた」と充実した表情を浮かべた。27日の韓国SK戦で三浦が2回をパーフェクト。今季のノルマとして2人で計30勝を課す大矢監督は「寺原はローテの柱になってもらわなければいけない投手。安心して見ていた」と“ハマのダブルエース”に頼もしそうだった。