海の日の3連休もあって、

仕事も忙しくなり、

学校のことでも

あれこれやることがあって、

毎日あたふた過ごしています。

 

先週は、PTAのイベント事で、

講師を呼んで講演をしてもらったのですが、

最後の挨拶をするPTA会長が急に来れなくなり、

ただの平役員の私が代役を務めることになり、

お腹が痛くなりそうでした。

そんなどうでもいいことで

日々憔悴しています。

 

あと、週末は工作に時間をとられました。

金管楽器に使うミュートという消音機が足りなくて、

家で作りました。

金管楽器の音を小さくするために、

取り付けるパーツです。

 

来週コンクールなのに、

予算が足りなくて用意できなかったのですが、

顧問が、

空き缶で作れるってYouTubeに出てる。

と見つけ出し、

工作が得意そうに思われているけど

実はそうでもないねこ太が全員分つくることになり、

結局家族が巻き込まれました。

 

空き缶のミュートで県のコンクールに出て大丈夫か。

と思いますが、お金がないのです。

ないものはないのです。

子どもたちは、この学校で、

工夫することを学びました。

 

セブンイレブンのワインの缶がちょうどよいサイズということで、

顧問が飲んで使用したのですが、

最近ワインやスパークリングワインが缶で売ってるんですね。

知りませんでした。

 

あと、先々週受けた実力テスト(業者のやつ)が返ってきました。

いろいろ忙しい時期で、

ノー勉で受けましたところ、

5教科の総合が過去見たことのない低い点でしたが、

平均点も過去見たことのない低い点でした。

みんな勉強しなかった

&3年になって難しくなってきてるの両方でしょうか。

 

数学は95点で無事に1位だったのですが、

国語が55点。これは見たことのない点です。

まだ問題と解答が戻ってきてないので、

何をやらかしたのかわかりません。

どんだけ漢字を間違えたのか、

もしくは、

マークシートの位置がずれたとかではないだろうかと思っています。

残りの教科は80点台。

国語に引っ張られて総合がひどい点なんですが、

平均もがっつり下がって総合で1位がとれました。

 

読書もしてるんですが、

何を読んだか忘れていきます。

最近印象的だったのは「ピダハン」という本です。

ねこ太の読書感想文候補になりました。

 

「ピダハンー言語本能を超える文化と世界観」

 

 

 

 

ピダハンはアマゾンの奥地に暮らす300~400人くらいの少数民族。

 

ピダハンの文化には右・左の概念や、

数の概念、色の名前が存在しない。

過去や未来を表す言葉がない。

目に見えないものに言葉はないのです。

食べ物がなくても平気。

でも食べ物があれば、あるだけ食べる。

男や女という性差を表す言葉がない。

兄弟姉妹より離れた親族を表す言葉がない。

祖父母より前の祖先は見たことがないので信じていません。

死は日常で、死を恐れていません。

死者を弔う儀式はありません。

神もない。
目に見えないものは存在しないのです。

「今」「ここ」を生きているのです。

 

何百年も前から文明との交流はありましたが、

彼らは、文明に興味がないのです。

 

著者はもともとキリスト教の宣教師としてピダハンの村に赴きました。

しかし、ピダハンの世界観に衝撃を受け、

30年あまりの交流の中で、

最後は宗教を捨て、無神論者へと導かれてしまうのです。

 

ピダハンは劣っていると一言では片づけられない興味深い話がたくさんありました。

そして、
文化人類学とか言語学といった堅苦しい話ではなく、

結構笑える本です。