【保護猫の基本譲渡条件】
● 万が一やむを得ない事情で飼育継続が困難になった場合、解決に向け全力で取り組むと共に、当会へ必ず報告すること。(遺棄・放棄することは動物愛護法の違反行為です。)
● 飼い主が入院・旅行などで家を空けなければならない場合、どのように対応するかを事前にご家族で決めておくこと。(ペットシッター、ペットホテル、預かり人等)
● 当会に無断で他者への譲渡や、業者への転売(里親詐欺)はしないこと。
● かかりつけ医に相談の上、適宜混合ワクチンを接種させること。(動物病院に通院する際の院内感染を防ぐためでもあります)
● 猫のお届け前に、譲渡人が室内の環境等を確認させていただき、猫の飼養に適さないと判断した場合には譲渡(トライアル)を中止することもある旨了解していただくこと。
≪ 先住猫がいる場合 ≫
【 重要 】
◆ 正式な譲渡を決定する前に、先住動物との相性や環境適応の様子を見るためにトライアル期間を設けます。
◆ 譲渡後、飼い主様の状態や生活環境が変わった場合、猫はその変化に戸惑い、脱走や思わぬ行動を取る事があります。窓や玄関ドアの開閉には充分に注意し、しっかり見守ってください。
【 子猫譲渡の場合 】
● 未手術で譲渡される子猫(約6ヶ月以下)は、指定期間内に不妊去勢手術を必ず受けさせること。
● 家に誰もいない(猫だけでのお留守番)時間が約5時間以内であること。
● 体調に異変がある時は、すぐに動物病院へ連れて行って診察・治療を受けること。(前日まで元気に走り回っていた子猫が、朝起きたらぐったりしているということもあります。子猫は体調が変化しやすいので早めに対処していただくようお願いします)
【 60~65歳のご家族のみの世帯 ・ 単身世帯 】
● 猫の後見人(60歳未満で近隣に住む身近な親族等)をたてていただけること。(後見人の方には「猫の後見人誓約書」をご記入いただき、トライアルか正式譲渡の際に同席をお願いしています)
*室内飼いの猫の寿命はおよそ15年~20年近くであること、また猫も高齢になってくると病気にかかる可能性が増え、頻繁な通院及び費用が必要になることもあるため
【 譲渡対象の猫が病気治療中の場合 】
● 投薬・通院などの治療を継続していただき、異変が見られたら必ず動物病院で診療を受けること。