昨年の末から正式にお家探しをしていたトクちゃん。
保護し、ずっと世話を続けていたメンバーKは、心の中で
「もう、里親さん見つからないかも・・・」と半ばあきらめかけていました。
人馴れがいまいちだったし、年齢も1歳くらいにはなっていたし。。。
どうしても子猫がほしい・・・と希望する方が多いのは否めません。
そんな中、猫と暮らしたいと希望されているEさんの条件をお聞きしていて、
「もしかしたら、トクちゃんが合うかもしれない・・」
早速お見合いをして、トライアルが決まりました
そして・・・・・・・・・約1週間後・・・・・
こんなにリラックスして
お孫さんとこんなに仲良しになって
にゃん太くんという新しい名前を付けてもらいました
にやん太「安心してね!ボクもうすっかり家族の一員だよ!!」
メンバーKの心のうちは、ほんのすこ~しの寂しさとその何十倍もの
嬉しさでいっぱいだったことと思います。
にゃん太くん、長生きするんだよ
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
子猫から一緒に暮らす楽しみは、
・人に馴れやすい
・子猫特有のかわいい仕草
・他の動物とも仲良くなれる可能性が大きい
など
反面、子猫だからこそ大変な面もあります。
・ウィルス検査(エイズや白血病)の診断が難しい
・母猫からの母体感染を発見しにくい
・何にでも興味を示すので、フリーのまま家を空けるのが危険な場合がある
など
また小さいお子さんがいらっしゃるお家では、まだ加減のわからない子猫が
遊んでいるうちに噛みついたりひっかいたりして、思わぬ怪我をされることも
少なくありません。
飼い猫ではなかった成猫と暮らす場合に、外で怖い思いをしてきたり、人間を信用
していなかったりと問題を抱えている子もいます。
馴らしていくには、たくさんの時間と忍耐と愛情が必要でしょう。
しかし、時間をかけ少しずつ安心して過ごせることを示してあげることで、
心を許してくれる・・・・そう信じて私たちは、まだ人馴れしていないシェルターの
猫たちと接しています。
いつか、このことを理解してくださり、「少しずつ馴らして、少しずつ家族になっていこうね!」って
言ってくださるご家族に巡り合うことを信じて。。。