昨年の今頃、小菊は仲良しの秋奈と共に新しいお家へ行きました。
外で暮らしてきた小菊は、なでなでしてもまだ体をこわばらせ、抱っこもできない状態。
秋奈も同じような状態でしたが、それでもいいと新しい飼い主さんは言いました。
時々連絡をして様子をうかがったり、馴れるためにケージをお貸ししたり・・・
ところが、昨年の12月、突然先方から連絡があり、アレルギーのあるお義母様と暮らすことになり、
小菊も秋奈も飼い続けることができなくなった、引き取ってほしいと。。。。
「え~~~っ、そんな~~~~」
新しい飼い主を探すために、ご自分で譲渡会へ出たり、猫の里親募集サイトに登録したりしたんですか?
先方は、長い間一緒に暮らしていた猫が旅立ったとのことで、まだ馴れない2匹ではありましたが、
大事にゆっくりと馴らしていってくれる・・・そう信じてお渡ししたのに・・・
外に離されては困ると考え、結局会で引き取ることにしました。
そんなわけでシェルターに戻ってきた小菊。
始めは、段ボール箱の中に隠れて全く出てきませんでしたが、次第に顔を見せてくれるようになり、
他の猫たちとも遊んだり、一緒に寝たりとリラックスしてくれるようになりホッとしました。
ついに小菊に運命の日がやってきました
4/9の『お見合い日和』!!
M様は、一緒に暮らす相棒を探しにシェルターへ来られました。
「あの子がいいかしら? この子はどう?」
スタッフからいろいろと性格や扱い方などを熱心に聞いていらっしゃいました。
そしてたくさんの猫の中から、見つけた相棒が”小菊”でした!!!!
「今度こそきっと幸せになろうね!!!」
気のせいでしょうか、M様のあたたかい眼差しがそう語っているように思えました。