当日、中島克恵 先生が講師を務め、

私も同行してきました☆



6月19日(木)

14時~

町田市役所 会議室2-4


対応困難な利用者及び家族との関わりについて

~アルコール依存症編~




アルコール依存症についてはこれまでにも他の場所でも


講師を務めてきた先生。



今回はどういうアプローチでお話になるのか、


楽しみだった私…( *´艸`)



アルコール依存症について一通り説明した後、



利用者及び家族との関わり方として



今回ポイントとなったのが



『関わる側の視点』。



技術・知識とは別にプロとして、


どのような視点や心構えを持っておくべきなのかということ。




その後のケアマネージャーさんや相談員さんとの質疑応答で


大変驚いた事例が…



アルコール依存症で暴力を振るわれた家族から相談され、


現場に出向いたところ、



『禁酒をさせたい訳じゃない、ただ暴力をなくしてほしいだけです』



『だから入院とか施設だとか、余計なことはしないで!』



と言われたということ…( ゚Д゚)☆⁉



改めて精神的負担が大きいお仕事だと思いました。



居た堪れない気持ちになったり、


熱心な人ほど燃え尽き症候群になってしまったり、


本当に理解できます…((+_+))



その後,先生が関わる側の視点を更に細かく、


『燃え尽き症候群』にならないために、


『共依存』について


『限界設定』について


『コンフォートゾーン』について


深いところまで話されました。


何回も同行して聞いている私でも


斬新なアプローチに感じました(*'▽')☆




医療や看護、介護に関わる人の


技術や知識だけではない部分ですね。



現在抱えている介護の負のイメージを


変えたいと思っている私としては、


大きなヒントを得た気がします(*'▽')☆



ご興味がある方は町田市の包括支援センターなどの


参加された方に聞いてみて下さい(^_-)-☆










【精神科・高齢者心療内科】

敬愛クリニック


【居宅介護支援】

けいあいの森



【訪問介護】

敬愛












以前、病院や施設で勤務していた人が、


訪問介護の業務に従事するようになって


みんな口を揃えて言うのが、



『イジメや嫌がらせが0 (ゼロ)になりました』



『今までとんでもない職場にいたんだなぁって、


辞めてから心底実感しています』



などなど…(*'▽')☆


その反面、


『イジメは嫌だけど、一日独りだから少し寂しい…』


と、いう意見があるのも確かです…( ;∀;)


まぁ、丁度いいバランスの職場っていうのは


なかなか難しいとは思いますが…。



私も以前の職場で勤めていた10数年の間、


日々、様々なイジメや嫌がらせに遭遇してきました。



主任の頃のピーク時は


出勤して病棟に着くとすかさず、



『主任さん!、大変です!○○さんと△△さんが揉めてます!


何とかしてください…』、



『主任さん! スタッフの□□さんについて少しお話が…』、



『主任さん! 来月に長期のお休みをいただきたいのですが…』



病棟に着いたばかりの…


5分もしない間に…


私の体内のVCが一気に消滅したことは


言うまでもありません…( ゚Д゚)



そういう時こう思うんです…



『大人がこれなんだから、



子供同士のイジメは無くなるはずないや…』と。


(; ・`д・´)



先日もセクハラ発言でマスコミに叩かれていた


議員がいましたが、あれだってイジメの一種ですよね。



話を戻しますが、病院や施設で働く者は


患者さんや利用者に良質なサービスを提供する以前に、


自分自身がイジメの対象にならないように


しなければと、日夜奮闘している方が


少なくないのではないでしょうか?




正にタイトル通り、


介護の現場に潜む3Kを凌ぐほど危険こと


です。


会社としても患者さんや利用者により良いサービスを


提供してほしくて職員にお給料を払っているのに


職員間でこんなことが日常が繰り広げられているのでは


本末転倒ですね。


医師同士、看護婦同士、介護士同士、でさえ大変なのに、


医師と看護師、看護師と介護士が連携を図るときは


なお一層、注意が必要だと思います。



一体、誰の為の医療・看護・介護なのか…。



勿論、イジメや嫌がらせが少なく、


患者さんの為に力を注いでいる組織もあるとは思いますが…。



今一度、組織の在り方について考えている今日この頃(^^♪


皆さんはいかがお考えでしょうか?







【精神科・高齢者心療内科】

❀敬愛クリニック❀


【居宅介護支援】

❀けいあいの森❀


【訪問介護】

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あるケアマネージャーの一言。



『今後ますます精神疾患は避けて通れない…』



年々、『今』よりも精神疾患を抱えた高齢者が増加し、


医療、看護、介護に携わる人の技術・知識が


より一層求められてくるのは明白。


その中でも『精神科の領域』が重要になってくると思います。


私は日ごろから他の事業所の看護師・介護士、


ケアマネージャーさん達と関わることが多いのですが、


精神科の病院で勤務したことのある人は本当に少なく、


先日も当院の院長が勉強会の講師を務めた


ある会場では20人中、1人くらいでした。



以前、患者さん宅に私と看護師と訪問した際、


ケアマネージャーさんとお会いしたことがありました。


一通りのことが済み、一緒にご自宅を退出して外へ。


そこで最近の様子や、今日の様子、今後の方向性について


お話をしたのですが、全く見解が違ったのです ( ゚Д゚)⁉

そのケアマネージャーは患者さんの様子がとても


良かったように映っていたらしいのですが、


私達は真逆な印象。


確かに表面上はそうでしたが……(汗)


同じ場所で、同じ時間に同じ方と接しているのに、


感じた印象が全く異なりました。


精神科勤務経験者と未経験者では、


同じ資格を取得していても


着眼点がかなり違うと思います。


当事業所のヘルパーさんも


精神科勤務経験者と未経験者では異なりますが、


『その感覚』が『ある』と『ない』とでは


利用者・患者さんとの関わり方が変わり、


具体的にはコミュニケーションが円滑に図れるようになり、


医療・看護・介護の介入が容易になります。



『なかなかサービスに入れなくて…』


『私達が係ると怒鳴られるんです…』などなど、


『どうしたらいいのか、何故、そんなに受け入れてもらえるのか』


をよく相談されます。



しかし、医療をはじめ、看護・介護・ケアマネージャーなど、


関わるスタッフ皆同じように『その感覚』を身につけるのは


難しいと思います。



実際、私が知っている範囲で言えば、

介護福祉士を受験する際、学習した教科書や

試験には出ていないと思いますし、


事例で、それらしい問題があったとしても、

相当浅かったと思います。


以前、大妻女子大学で町田市人材開発センター主催の


研修を受講した際、


印象深かった講師の、


『介護は誰にでもできる職業ではないんです!』


『技術・知識は年月と回数でカバーできますが、


介護に最も大切な人間性は非常に難しいんです!』


『いつもと何か違うな…という、この何かに気づけるか』


というお言葉。



『寄り添う』、『汲み取る』、『感じ取る』という感性は


利用者・患者さんと密接にかかわる者にとって、


資格を持っていることや、キャリアが長いとか関係なく、


重要なことだと思います。



精神科で培った知識・経験を


これから業界に入ってくる人、


当事業所のスタッフ達に


伝授していくことが当面の課題です。





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