以前、「私の考える介護」について
ブログでお伝えしましたが、
今回は私が
「介護に携わっていて良かったと感じた時」
についてお話したいと思います。
〈其の一〉
自分が弱っていたとき、
利用者さんが励ましてくれた☆
どんなベテラン介護スタッフも
プライベートで何かしらの苦しみや、
問題を抱えているときだってあります。
しかし、プロとして介護を提供している時間は
仕事に徹していなければなりません。
少しの気の緩みが、大事故になってしまうことが
あるからです。
しかし…
以前、利用者の方から
「今日は何だか疲れているのか、
元気がないみたいねぇ?何かあった?」
と言われたときがありました(@_@;)?
マズイ…気付かれた…(汗)
「私でよければ話してちょうだい、
身体は弱くなったけど、
あなたより長生きしてる分、
アドバイスできることがあるかもしれないわよ」
私は食事の準備をしながら話を聞いてもらいました((+_+))
「実はですね…」
私の話を終始、優しい眼差しで聞いてくれた後、
「それは大変だったはね…、でも
あなたはまだ若い、大丈夫、これからよ」
と励ましてもらいました(ToT)/☆
短い言葉でしたが、
約80年間、沢山の経験を重ね、
様々な苦難を乗り越えてきた人の言葉、
優しい眼差に、私は包み込まれ、
癒しされ、勇気をもらいました。
介護は一方的に「してあげている」のではなく、
介護を受ける方から学ぶ点も多々あるのです。
そして、利用者(患者)さんとの関係性が構築され、
最初は「○○をしなければ」だったのが、
「○○してあげたい」に変化していくのです。
(*^_^*)
次回、また違う介護良さをお伝えして
いけたらなと思っております☆
精神科・高齢者診療内科・訪問診療