暦上ではすでに『残暑』のはずですが、
気温や日差しはまだまだ
『夏本番!!』って感じですね(;一_一)
皆さんは体調を崩されていませんか?
熱中症対策はまだまだ必要みたいです。
クリニックが2月にオープンしてから、
早いもので半年以上が経ちました。
本当に一か月、一週間、一日が早い…(@_@;)
最近思うのです。
『日々、様々な患者さんのお宅を訪問しながら、
沢山のことを学習させていただいているなぁ』と。
数年前まで精神科病棟で勤務していた私…、
ある程度はカルテから情報収集をしていましたが、
患者として入院される方の家庭の事情や、
入院に至るまでの経緯については正直、
あまり気にしていませんでした。
それでも介護士として勤務していたので、
病棟では患者さんに対し、
『介護の領域』を原理原則にそって、
可能な限り、個別対応を行っていました。
しかし、今更ですが、
本当に100人100色なんだなぁと、
改めて実感しています。
男性で独居の方。
女性で独居の方。
夫婦2人暮らしでご主人が患ってる。
夫婦2人暮らしで奥様が患ってる。
患者さんのお子さんが近くに住んでいない。
患者さんのお子さんが近くに住んでいる。
経済的に裕福な方。
経済的に苦しい方。
金銭管理がご自分でできる方。
金銭管理ができないかた。
薬が効きやすい方。
薬が効きにくい方。
ADLが高い方。
ADLが低い方。
嚥下が良い方。
嚥下が悪い方。
介護度が高い方。
介護度が低い方。
食欲がある方。
食欲がない方。
趣味がある方。
趣味がない方。
などなど、
家庭状況や住んでいる環境、
患われている病気等によって、
たとえ同じ病名がついていたとしても
訪問した際の関わり方やお薬の種類や量が
人それぞれ異なります。
そこの『微妙なさじ加減』がとっても重要であり、
難しいところだと思います。
敬愛クリニックの往診は、
医師・看護師・介護士の3名で行っていますが、
それぞれの分野で患者さんに対して
何が最良か訪問前や訪問後に車中で
ミニカンファレンスを行います(p_-)
どうしても大きい組織の中では
チームの連携が思うようにとれなくて、
ずっと『栄養ばかり摂れていても…』
『先生がいくら薬を調整しても…』
など、連携という観点からのもどかしさは
尽きませんでした。
今は連携が取りやすい環境になったので、
専門性を発揮してより良い
医療、看護、介護を提供していけるよう、
これからも尽力していきます☆
精神科・高齢者心療内科・訪問診療