午前5時
ハッと目が覚め、頭も体もまだまだとろ~~りの時間
『伊吹山の薬草の村』が脳裏に
ずっと昔
全日空の機関誌で読んだ『薬草の村』の記事がインナーハートを
強烈に動かしたのを覚えています。
以来時々
村民達の屈託のない笑顔、納屋に積まれた薬草の籠
茶色に染まった家のお風呂の写真が
鮮明に記憶に残っていて
時々脳裏を過ぎるのです
やっぱ行くべきだった!
直ぐ行こうと思って何かの都合で止めたのかな?
早速調べてみると
『薬草の村は春日村』というらしい
薬草取りを生業にしていた村で
「伊吹百草」として知られる薬草は280種類ほどもあるそうです。
村の朝
朝起きるとまずはヤカンで薬草を煮出しお茶を作ることから
始まり、ご飯も薬膳中心、
夜は各家庭オリジナルの薬草湯で締めくくる1日
何と優雅なことでしょう?
お泊りしてみたい!!!!
以前、
韓国に滞在していた時連れて行ってもらった
韓国の大きな銭湯?『チムチルバン』で
濃~~い茶色の薬草湯に出会い
あの強烈な匂いと色!
もう体から余分な有害物質が抜け出る感じで
軽~~くなり
日本のお家にこの「匂いと色」を持って帰りたいと!
知人にお風呂用薬草を販売している韓国のネットショップから購入して
もらい、せめて気分だけでもと
日本に持ち帰ったのを思い出しました。
もちろん中国は漢方としての本場、
韓国では『韓法』というらしい~
東京ドームの数倍ある広大な地域に
薬草市の街があります。どこを見ても薬草です
そして、一般家庭にも薬として普通に根づいています
台湾でも西洋アロマよりも生活に根づいていて
薬草を打っている店も、薬草茶のカフェも沢山ありますね
歴史の片隅に追いやって忘れてしまったのでしょう?
西洋から入ってきたアロマはもうすっかり生活に浸透
していますが
アジアのアロマについては何も知らない日本人が多いのでは?
私も含めですが
西洋のものが何でもかっこいい、日本のものはダサい
という嘘に洗脳されてしまい、本当に守る大切なものを
恥ずかしいものとする戦後の教育の成果でしょうねw。
知識を埋もれさせてはもったいないデス!!!
沖縄に来て知ったのですが
月桃やよもぎ、長命草といった薬草などが
『命薬(ぬちぐすい)』といって
通常の生活に入り込んでいるのを知りました。
ここではまだ
オバア、オジイの伝承が根づいています。
絶対無くしてほしくないし
孫たちに伝えて自然からの恵みを生かす知恵、植物の生命力と知恵を
守って欲しいと願います。
今日は長いですね~~
最後まで読んでいただきありがとうございました。