短い小説ねえ。何を見てるの?どこを見てるの?何が見えるの?あっちには何があるの?ネコは何も語らない。ただずっと遠くの方を見つめてる。透き通った瞳で。ネコは私の問いかけに小さく答えた。未来だよ。あっちには未来があるんだ。未来?そう。そんなの見えるわけないよ。見えるよ。真剣に見つめれば真剣に願えば未来は見えてくる。…そうなの?そうだよ。諦めない限り未来は見えてくる。ネコはそう言うとすっとどこかに行ってしまった。私に勇気と希望を与えたまま。