リヴィエラからオペラ座へ
『ペテン師と詐欺師』
の話をいまさらするんかーい!
という感じではありますが、、、
なにも書かずに終わりたくないので書かせてください!!(もはや自己満の世界でごめんなさい)
無事に終わってから早1ヶ月以上がすぎてしまいました、、、ご観劇いただきましたみなさま、サポートしてくださったみなさま、ありがとうございました!!
1ヶ月以上前に書き始めてずっと更新していなかったブログが下書きのままになっていたので、書き足しつつ更新!!
(長いよ)
舞台のもとになっている映画を観たくて探し回るもなかなか見つからず、稽古の終盤あたりでやっと観れました。
そこで初めて知るのが、
「映画のまんま舞台になってるー」
……
当たり前かもしれないけれど、そうじゃない作品もたくさんあるので。
本当にそのまんまで驚き。
舞台用に面白く変更されているって思っていたお客様もいらっしゃったのですが、、、
もちろんそれぞれの役者さんの演じ方で舞台のオリジナル感はあります!でも、原作にかなり忠実なのでした。
(映画の方が卑猥な台詞とかあったよね…)
ミュージカルの『ペテン師と詐欺師』で大好きだったのが、楽曲。
ワクワクが止まらないかっこよさ
17人のオーケストラの皆様が奏でる生演奏。
その生演奏で唄って踊って最高の毎日でした。
しかも2幕では実はオケさんと絡めるシーンもあったり。これは嬉しかったなぁ。
お衣裳は十川先生。
何度かお世話になっておりますが、今回のお衣裳の評判がとてもよく、特にメイド服が人気でした
こちらはローレンス邸のメイドたち。
そして、もうひとつ。
ボーモンシュルメールのHotel のメイドたちの衣装も
こちらの頭飾りもすごく可愛いくつくられていました
お衣裳は他にもたくさんありまして、お客様から「着替え大変そう!」という声もいただきましたが、実はそんなことはありませんでした笑
はじめての新橋演舞場、まさに歴史ある劇場という感じでしたが、私にとっては何もかもが新鮮。
下足番のおじさんに挨拶して1日が始まり、帰りも同じく。入り口で靴を脱いで上がる劇場、本当に新鮮でしたが、終わる頃にはそんな毎日にも少し慣れつつあり、和室の楽屋の居心地の良さがやみつきになりそうなほど。
和室の楽屋、最高ですね。
今回同部屋の女性キャストのみなさんには、ほんとーーーに仲良くしてもらって、楽屋の居心地のよさに感謝。
毎日、幸せでした。
そんな女子楽屋のみんなお揃いでガウンをゲット
それぞれのイメージでワッペンをつけたり
ワッペンは、かっちが買ってきてくれて
これから重宝しそうなガウン、最高です
そんなリビエラ生活から、パリ・オペラ座生活へとかわって、もう劇場入り!!
ミュージカル『ファントム』
同じフランスだけど、全く違う世界観。
あなたはオペラ座の幽霊伝説を信じますか
ファントムへ出演させていただくのは今回3回目ですが、演出が毎回違います。
そして、今回の新演出は、主演でもある城田優氏
すごい熱量での稽古の日々、オペラ座を取り囲むパリの世界がどんどん広がってきて、劇場を包み込んでおります。
新しい演出、新しい衣装、新しい舞台美術に照明。
私が初めてファントムに出演させていただいたのは2010年ですので、、、あれから9年。
年齢も重ねて、見える世界が全く新しく感じ、はじめての作品に出会ったような気持ちです。
キャストの皆様とも、稽古場から少しずつコミュニケーションを取らせていただき、それぞれの個性の光る役者揃いだなぁと、色が濃いなぁと、みんながみんな原色みたいなカッコよさだなぁと。
なんか上手く説明できない、、、
とにかく、面白くて優しくて、カッコいい、大人たちの中で、楽しく稽古してきました!
人のお芝居を見て涙が止まらない日もあったし、これから舞台セットの中に行ったらどうなってしまうんだー涙腺崩壊やんーって心配になる。。。
優の熱い演出に負けない熱量を舞台から放っていけるように、初日に向けての舞台稽古を丁寧につとめるのみ。
ご来場予定の皆様、ぜひご期待ください!!
立ち見席も販売されておりますので、チケットや公演に関する詳細はホームページをご参考になさってください。
こちら、ついにお目見えした、アクトシアターのファントム看板!どどんっ!!!
いよいよ始まる〜〜
フランス旅行中の友達から送ってもらった、オペラ座の写真を見ながらイメトレ続けます
では、アクトシアターという名の”パリ•オペラ座”でお会いしましょう