「プロテイン飲んでるのに、なんか調子悪い…」
「筋トレしてるのに、思ったより効果が出ない」

 

 

実はそれ、プロテインを“使いこなせていないのかもしれません。

 


そのカギを握るのが、意外にも「消化酵素」なんです。

 

 

 

 

  そもそもプロテインってどうやって吸収されるの?

 

 

 

プロテイン(たんぱく質)は、
飲めばそのまま筋肉になる…わけではありません。

 

 


実際には、胃やすい臓から出る「消化酵素」の力を借りて、

  1.  

アミノ酸にバラバラに分解され

 

小腸から吸収され

 

各組織で再び「自分のタンパク質」に

組み立てられます

 

 

 

つまり、最初の“分解工程”が上手くいかないと、
吸収も再合成もされません。

 

 

 

 

  プロテインより先に“消化力”を見るべき理由

 

 

たんぱく質の代謝(使われ方)は、
臓器ごとにスピードが違います。

 

 

 

特にすい臓は、体の中で最も代謝回転の速い臓器。 

 

※「タンパク質の代謝回転(たいしゃかいてん)」とは、
体内のたんぱく質が「分解されて再合成されるスピードや頻度」のことを指します。

 

 

 


常に大量の「消化酵素(アミラーゼ・リパーゼ・トリプシンなど)」を作って、

食べたものを分解する“調理場”のような役割を担っています。

 

 

 

 

でも、栄養不足やストレスなどで

 

 

 

すい臓が疲れていると、消化酵素の分泌が落ちる

→ その結果、プロテインを飲んでもうまく分解できず、
吸収されず、無駄になってしまう
んです

 

 

 

 

 

  プロテインが合わない人のサイン

 

 

 

プロテインを飲むとお腹が張る・胃もたれする

 

飲んでも元気にならない、むしろ疲れる

 

肌荒れや便秘・下痢が出やすい

 

筋肉がつきにくい・むくみやすい

 

 

 

 

 

そんな時は「タンパク質が不足している」のではなく、
“消化・吸収できていない”可能性も考えてみましょう。

 

 

 

 

 

  まずは「消化酵素」をサポートしてみる

 

 

特に、こんな方には「プロテインの前に消化酵素」を
意識してみてください

 

 

 

胃腸が弱いと感じる

 

空腹でも食べるとすぐ満腹になる

 

食後に眠くなる・だるくなる

 

サプリや栄養が“効いてる感じ”がしない

 

 

 

このような場合は、消化酵素サプリを少量から試す
もしくは「消化に優しい食事」を心がけることから始めると、
プロテインの効果を引き出しやすくなります。

 

 

 

 

  まとめ|たんぱく質=“体に入ったら終わり”じゃない!

 

 

 

プロテインは分解 → 吸収 → 再合成のステップが必要

 

 

消化酵素が足りないと、どんな高品質プロテインも無駄になる可能性あり

 

 

特に、胃腸が弱い人は「まず消化力のサポート」からが大事

 

 

体の中で最も早くたんぱく質を使うのは【すい臓】=消化酵素の工場!

 

 

 

 

 

   最後にひとこと

 

 

「体にいいものを摂ってるのに、なぜか元気にならない…」

 

 

そんなときは、
“何を入れるか”より、“どう使えるか”の視点を持ってみてください。

 

 

プロテインは、消化の助けがあってこそ力を発揮します。


まずは「消化できてるかな?」から見直してみましょう。

 

 


✓傷がなかなか治らない
✓髪がパサつく、抜けやすい
✓ 風邪をひきやすくなった気がする

 

 

そんなあなたにこそ知ってほしいのが、
「亜鉛」=「体を作り・守るために必要なミネラル」の存在です。 

 

 

意外と見落とされがちなこの栄養素。

 

 


でも実は、
細胞をつくる・修復する・免疫を動かす
すべてに深く関わっています。

 

 

 

 

 

  亜鉛って、どこにあるの?

 

 

亜鉛は体の中に広く分布していますが、
「どこにあるか」には2つの視点があります。

 

 

 

 

分布量(その栄養がたくさん存在している(保管している)場所)
 ・
多く存在する部位~筋肉:約60%、

  骨:20~30%、皮膚・髪:8%

 

✓組織濃度(その栄養が集中して使われている(必要とされてている)場所)
 ・
濃度が高い存在する部位~前立腺、

  肝臓、腎臓、心臓、脳 など

 

 

 

つまり、「たくさんある=たくさん使っている」ではない
ということです。

 

 

 

 

  臓器ごとに違う、亜鉛の“使われ方”

 

 

 

前立腺に多い理由

・性ホルモンの調整や精子の生成に必要だから

 

脳に多い理由

・神経伝達物質(セロトニンなど)や抗酸化機能に関与

 

肝臓に多い理由

・解毒・代謝の酵素を動かすために必要

 

 

 

このように、亜鉛は臓器ごとの「働きの現場」に応じて
濃度が高くなる性質があります。

 

 

 

 

  亜鉛が足りないと、体はどうなる?

 

 

 

1. 細胞が作れなくなる 

→ 傷が治らない

 

亜鉛はDNAをコピーするために必須のミネラル。
細胞分裂がうまくいかないと、新しい皮膚・粘膜・免疫細胞が作れず、回復が遅れます。

 

 

2. タンパク質が作れなくなる → 髪や肌が弱くなる

 

筋肉・皮膚・髪・ホルモン・酵素など…
体のほとんどはタンパク質でできています。


亜鉛が足りないと、
その材料があっても組み立てが進みません。

 

→ 髪が抜けやすい、爪が割れる、肌荒れが治らないなどの症状が現れます。

 

 

 

3. 免疫が弱くなる → 風邪をひきやすい

 

白血球など免疫細胞の「やる気スイッチ」にも亜鉛が関わっています。


そのため、亜鉛不足=免疫力の低下につながり、風邪や感染症にかかりやすくなります。

 

 

 

 

  でも、血液検査じゃ分からないことも?

 

 

 

亜鉛もまた、
血中の数値だけでは本当の状態が見えにくい栄養素です。

 

 

体内では「必要な場所」へ優先的に届けられるため、
血中では一見正常でも、
実際には組織(細胞)の中で足りていないことがあります。

 

 

 

 

 

   まとめ|亜鉛は「体を作り直す」職人の道具

 

 

・亜鉛は新しい細胞を作る・タンパク質を作る・免疫を動かすために不可欠




風邪が治りにくい/髪や爪が弱い/肌荒れが治らないなどの不調は、
隠れた亜鉛不足のサインかも


・体の“現場”では亜鉛が濃く使われており、
血液検査だけでは見抜けないこともある

 

 

 

 

   最後に

 

 

 

どんなに材料(栄養)をとっても、
職人の道具(亜鉛)がなければ体は修復できません。

 

 

肌・髪・免疫・ホルモン…
「なんか不調だな」と感じたとき、
ぜひ“亜鉛の視点”を持ってみてください。

 

 

 

体をつくる栄養素は、
あなたの毎日にしっかりとつながっています。

「検査では異常なし。でも、なんだかずっと不調…」

そんな経験、ありませんか?

実はそれ、血液検査には“出てこない”

栄養の不足が原因かもしれません。

 

 

 

今回は、分子栄養学の視点から

「血液検査では見えない栄養不足」について、

初めての方にもわかりやすくご紹介します。

 

 

 

 

   血液検査が正常=本当に大丈夫?

 

 

健康診断で「特に異常はありません」と

言われると安心しますよね。

 

 


でも、体の不調があるのに

“問題なし”と出るケースが少なくないのです。

 

 

 

その理由のひとつが、

「血液中にある栄養素」は全体のほんの一部だからです。

 

 

 

 

 

   たとえば…マグネシウムは1%しか血液にない?

 

マグネシウムを例にすると…

 

体内のマグネシウムのうち



 

 

約60%は骨、約39%は筋肉や組織内

あります

 

血液中にはたった1%しか存在していません

 

 

 

つまり、血液の中だけを見ても、

体の“本当の状態”はわからないのです。

 

 

 

 

  血液検査で「正常」でも、体内では不足してる?

 

 

たとえばマグネシウムが不足してきたとき、
体は「なんとか血液の数値を保とう」と、

骨や組織から少しずつ引き出して補います。

 

 

 

だから、血液検査で“正常”と出ても、

実際はギリギリの状態ということも。

 

 

 

これを隠れ栄養不足と呼ぶこともあります。

 

 

 

 

   こんな不調が続いていませんか?

 

疲れやすい

 

寝てもスッキリしない

 

イライラしやすい

 

手足がピクピクする

 

こむら返りが増えた

 

 

これらは「検査では正常」でも、

栄養不足のサインかもしれません。

 

 

 

 

 

   栄養を見るときのヒントは「どこで使われているか?」

 

 

体内の栄養素は、「ただある」だけでなく

 

 

  • どこで使われているか
  • どれくらい使われているかも重要です。

 

 

 

たとえば、

マグネシウムは心臓や脳でとてもたくさん使われます。

 


だから、これらの臓器で足りなくなると、

不調につながりやすいのです。

 

 

 

 

  まとめ


 

 

血液中にある栄養素はごく一部

 

検査では見えない「隠れ栄養不足」がある

 

特にマグネシウムなどは要注意

 

「不調なのに異常なし」の理由が

見えてくるかも

 

 

 

 

  最後にひとこと

 

「なんとなく不調だけど、病気でもない」

 


そんな時は、

数字だけじゃ見えない体の声

耳を傾けてみてください。

 

 

 

栄養の視点で体を見てみると、
不調の原因が意外なところから

見つかるかもしれません。

 

 

 

 

 

「寝ても疲れがとれない…」
「よく足がつる」

「イライラすることが増えた」

 

 

そんな“なんとなく不調”が続いている人へ。

 

 

 

実はそれ、「マグネシウム不足」かもしれません。

 

 

 

しかも——そのマグネシウム、不足していても

血液検査では“正常”と出ることが多いのです。

 

 

 

この記事では、

体の中でマグネシウムがどう使われているのか

そしてお風呂に入れるだけの

“エプソムソルト”がなぜ注目されているのかを、

わかりやすくご紹介します。

 

 

 

 

 

  マグネシウムって、どこにあるの?

 

 

 

マグネシウムは、

体の中のあらゆる細胞で使われている栄養素です。

 

 

 

 

でも、そのほとんどは血液ではなく…

 

約60%は【骨】に

 

約39%は【筋肉や臓器】に

 

【血液などの細胞外液】にはたったの1%!

 

つまり、一般的な血液検査では、

本当のマグネシウム不足が見えないことも多いのです。

 

 

 

 

   心臓や脳に“濃度が高い”理由とは?

 

 

マグネシウムは「骨に多くある」だけでなく、

 

 

 

心臓
 

 

 

といった「エネルギーを大量に使う臓器」で、

特に高い濃度が見られます。

 

 

つまり、マグネシウムはただの貯蔵用ではなく、

“働く現場”でフル活用されているということ。

 

 

 

 

   なのに、なぜ“見逃される”の?

 

 

血液中のマグネシウムは全体の1%しかないため、

 


 

✔ 血液検査で“正常”と出ても、

 

✔ 実際の体内では不足していることがある

 

 

 

この状態は「隠れマグネシウム欠乏」と呼ばれ、

 

 

 

慢性的な疲れ

 

寝つきの悪さ

 

足のつり

 

不整脈

 

不安感・イライラ

 

 
 

など、さまざまな不調の原因になり得るのです。

 

 

 

 

 

   エプソムソルトってどういいの?

 

 

「エプソムソルト」とは、

硫酸マグネシウムのこと。

 

 

 

お風呂に入れることで、

皮膚からマグネシウムが吸収される可能性

あると言われており、

 

 

 

血流が良くなる

 

副交感神経が刺激されてリラックス

 

心地よくマグネシウムを“補う”習慣になる

 

 

 

など、マグネシウム不足対策として注目されています。

 

 

 

 

 

  こんな人におすすめ

 

 

寝ても疲れが取れない

 

こむら返りが増えた

 

寝つきが悪い・途中で起きてしまう

 

ストレスに弱くなった気がする

 

イライラや不安感がある

 

なんとなく不調が続いている


 

 

ひとつでも当てはまるなら、

「マグネシウム視点」で体を見直す価値アリです。

 

 

 

 

  まとめ


 

 

マグネシウムは、血液検査では測れない“不足しやすい栄養素”

 

心臓や脳など、体の中でも特に大事な場所で使われている

 

エプソムソルト入浴は、手軽にできる“マグネシウムケア”

 

日々の「なんとなく不調」は、実は栄養が関係していることも

 

 

 

 

 

 

   最後に

 

マグネシウムは、

体の元気を支える“静かな主役”です。

 

 


お風呂に浸かるだけでも、

体は少しずつ整っていきます。

 

 

「最近ちょっとしんどいな」
そう感じたときこそ、
今日からエプソムソルトを取り入れてみませんか?

 

 

きっとあなたの体が、違いを教えてくれます。

 

 

  「生理前になると気分が不安定…」それ、栄養不足かも?

 

 

生理前になると、イライラしたり、急に不安になったり、涙もろくなったり…。



そんな“こころの揺れ”を経験している女性は多いかもしれません。

 

 

こうしたPMS(月経前症候群)の精神的な不調、

実は「脳のビタミン」と呼ばれるビタミンB6の不足が関係しているかもしれません。

 

 

 

 

 

  ビタミンB6は“脳内ホルモン”の材料作りに関わる!

 

 

脳の中で、感情や気分をコントロールしているのが

神経伝達物質(ホルモン)です。

 

 

 

神経伝達物質役割(その役割)

セロトニン(気分の安定、落ち着き)
ドーパミン(やる気、前向きな気持ち)
GABA(リラックス、不安の抑制)

 

 

これらを作るために必要なのが、ビタミンB6です。

 


つまり、B6が足りないと「ホルモンの材料が足りず」、

脳内のバランスが乱れやすくなるのです。

 

 

 

 

 

  脳にはビタミンB6が“血中の100倍”もある!

 

 

体の中で、最もB6濃度が高いのは“

 


血液中のB6と比べると、約100倍の濃度が脳に存在しています。

 

これは、B6がそれだけ“脳の働き”に必要不可欠という証。


気持ちを安定させるためにも、B6はなくてはならない栄養素なんです。

 

 

 

 

 

  PMSはホルモンだけでなく「脳の栄養」も関係する

 

 

PMSの原因は、女性ホルモンの変動だけではありません。



その影響で、神経伝達物質のバランスも崩れやすくなります。

 

 

そこにB6不足が加わると…

 

 

セロトニンが減る → イライラ・不安定

 

GABAが減る → 緊張・不眠

 

ドーパミンが減る → やる気が出ない・気分が沈む

 

 

など、メンタル面の不調が強くなることがあるのです。

 

 

 

 

  まとめ:PMSの対策に「脳のビタミン」を意識しよう

 

 

 

  • ビタミンB6は、心のバランスを保つホルモンづくりに必要
 
  • PMSのイライラ・不安・情緒不安定と関係が深い
 
  • 脳内のB6濃度は血液の100倍! それだけ必要な栄養素
 
  • PMS対策には「ホルモン」だけでなく「脳の栄養」も見直してみて

 

 

 

  ワンポイント

 

 

「生理前になると心がつらい…」そんな時は、ホルモンだけでなく
“脳がちゃんと栄養をもらえているか?” も考えてみてください。
気分の波=栄養のサインかもしれません。

 

 

 

「ビタミンB6」と聞いて、何に効く栄養素かパッと答えられますか?

 

 

 

実はこの栄養素、筋肉と脳でとてもよく使われているんです。

 

 

 

筋肉ではエネルギー代謝を助け、脳では“幸せホルモン”をつくるのに欠かせない存在。

にもかかわらず、ストレスや偏った食事で不足しがちなのがB6。

 

 

 

今回は、初心者でも分かるように、ビタミンB6の働きや不足時の症状

わかりやすく解説していきます。

 

 

「最近、疲れやすい」「イライラしやすい」「気分が落ち込みがち」そんな方こそ、

ぜひ読んでみてください。  

 

 

 

 

  ビタミンB6ってどんな栄養?

 

 

ビタミンB6は、たんぱく質の代謝に欠かせない栄養素です。

 

 

 

つまり、食べ物からとった「たんぱく質」を

体の中でうまく使える形に変えたり、筋肉・ホルモン・神経伝達物質を作ったりするときに、

ビタミンB6が必要なんです。

 

 

 

そのため…

 

 

筋肉が多い人ほど、B6の需要が高い

 

ストレスや生理前などでもB6は消耗されやすい

 

 

という特徴があります。

 

 

 

 

  筋肉でもB6が大活躍!

 

 

体の中でビタミンB6が一番多くある場所…それが筋肉です。

 

 

たとえば、体がエネルギー不足になったとき、

筋肉は「アラニン」という物質を肝臓に送って、

糖を作り出すサポートをします(=糖新生)。

 

 


このときに必要なのが「ALT酵素」ですが、

ここでもビタミンB6が補酵素として働きます。

 

 

 

 

 

  補酵素って?

 


酵素が働くときに“手助けする小さな栄養素”です。
いわば「工具セットのドライバー」のような役割です。

 

 

 

だから、筋肉を使う人、運動をする人、筋力が落ちてきた人には、

特にB6が大切なんです。

 

 

 

 

 

 

   脳でもB6はフル稼働!

 

 

ビタミンB6は、脳の中の濃度が血液中の約

 

 

なぜかというと、脳内で「セロトニン」「ドーパミン」「GABA」など、

心のバランスに関わる神経伝達物質を作るのに、

ビタミンB6が必要だからです。

 

 

 

もしB6が不足すると…

 

 

イライラしやすい

落ち込みやすい

不安になりやすい

睡眠の質が悪くなる

 

 

 

など、メンタルの不調にもつながることがあります。

 

 

 

 

  まとめ:ビタミンB6は「筋肉」と「脳」の味方!

 

 

ビタミンB6の主な働きは?

 

 

筋肉で

たんぱく質代謝・エネルギー変換をサポート

 

脳で

セロトニン・ドーパミンなど“心のホルモン”をつくる

 

体全体で

免疫やホルモンの調整にも関わる

 

 

不足すると?

 

 

 

疲れやすい

 

イライラ・不安

 

睡眠の質が下がる

 

PMS(月経前症候群)が重くなることも

 

 

 

 

   初心者さん向けワンポイント!

 

 

「たんぱく質が大事」=「B6も一緒にとることが大事」!

 

どんなにお肉や卵を食べても、B6がなければ体はうまく使えません。

 


気分が不安定、甘いものがやめられない、疲れやすい…

そんなときは、B6を意識してみてくださいね。

 

「寝ても疲れがとれない」
「甘いものがやめられない」

 


そんな不調の陰に、ビタミンB1不足が潜んでいるかもしれません。

 


B1は、糖をエネルギーに変えるために必要不可欠な栄養素。

 


とくに筋肉や心臓、神経などでたくさん使われています。

 


今回は、ビタミンB1の“使われる場所”と“不足の影響”を、
ゼロからわかりやすく紹介します。

 

 

 

 

 

  ビタミンB1ってなに?

 

 

ビタミンB1(チアミン)は、体の中で「エネルギーを作るのを助ける栄養素」です。

 

 

特に、糖(ごはんやパンなどに含まれる炭水化物)をエネルギーに変えるとき

必要な「補酵素(ほこうそ)」という役割を持っています。

 

 

 

 

  補酵素とは?

 

 


エネルギーを作る“酵素の働きを助ける部品”のことです。

これがないとエンジンが動きません。

 

 

 

 

 

  どこでよく使われているの?

 

 

体の中でも、エネルギーをたくさん使う場所
ビタミンB1は「集まる」=「局在」します。

 

 

特に

  • 骨格筋(体の筋肉)…約50%がここに

  • 心臓(動き続けるために常にエネルギーが必要)

  • 腎臓(体内のバランス調整で活動が活発)

  • 脳や神経(思考や指令のやりとりで常に働いている)

 

だから、これらの場所ではビタミンB1が不足するとすぐに不調が出やすいんです。

 

 

 

 

 

  B1が不足すると、体で何が起こる?

 

 

糖がエネルギーに変えられなくなる

 

B1がないと、糖がうまく使えなくなります

 

 

その結果

 

エネルギーが作れない

 

 

血液中に糖が余って 血糖値が上がる

 

 

疲れやすい・だるい・頭がボーッとする

 

 

 

 

 

 

もっと進むと…

 

長く不足すると、次のような深刻な症状が出ることがあります

 

心不全

心臓が弱って、体に血を送れなくなる

 

浮腫(むくみ)

血液の循環が悪くなり、水分がたまる

 

末梢神経障害

手足がしびれる・力が入らない・感覚が鈍くなる

 

 

 

 

  筋肉が少ないと、血糖が上がるってどういうこと?

 

 

筋肉は、糖をたくさん使う臓器の一つです。

 


糖を吸い取って、エネルギーに変えてくれる大切な場所。

 

 

でも、筋肉が少ないと…

 

 

 

糖の「使い道」が減る

 

血液中に糖があふれる

 

血糖値が上がる

 

 

 


さらに、筋肉でのエネルギー変換にもビタミンB1が必要なので、

筋肉が少ない & ビタミンB1が不足していると、糖の代謝がより滞ってしまいます。

 

 

 

 

  まとめ

 

 

ビタミンB1は、糖をエネルギーに変えるために必要

 

特にエネルギーをよく使う筋肉・心臓・脳・腎臓・神経に多く存在

 

不足すると、疲労・血糖上昇・心不全・むくみ・神経障害などが起きやすくなる

 

筋肉が少ないと、糖の消費が減って、血糖が上がりやすくなる

 

B1不足は「だるさ」「しびれ」「息切れ」などのサインとして出ることも

 

 

 

  初心者向けワンポイント

 

 

ビタミンB1は「糖の使い方の鍵」!


鍵がなければエネルギーが作れず、体が動きにくくなります。

 


「疲れやすい」「頭がボーッとする」「甘いものがやめられない」と感じたら、

B1不足を疑ってみるのもアリです。

「風邪をひきそうなときはビタミンC!」


そんな話、聞いたことありますよね。

 

 

でもそれって本当なのでしょうか?

 

実はこれ、ちゃんとした理由があるんです。

 

 

 

 

  ビタミンCは“必要な場所”に集まる!

 

 

体の中でビタミンCは、どこでも同じように使われているわけではありません。

 

 


体は「この栄養素が必要だ!」という場所に、

優先的に栄養を届ける仕組みを持っています。

 

 

これを局在性(きょくざいせい)といいます。

つまり、ある栄養素が“多く集まる場所”は、そこで“よく使われている場所”なんです。

 

 

 

 

  ビタミンCが特に多いのはこの3つ!

 

 

たとえば、血液中のビタミンC濃度を1としたとき、

以下の臓器にはこんなに多くのビタミンCが存在していることがわかっています。

 

 

 

脳:約20倍

 

白血球(免疫細胞):約80倍

 

副腎(ストレスに関係する臓器):約150倍

 

 

これだけビタミンCが集まっているということは、

それだけ「必要としている」「よく使っている」ということになります。

 

 

 

 

 

  だから、風邪やストレスにはビタミンC!

 

 

風邪のとき、体の中では白血球がウイルスと戦っています。

その白血球がビタミンCをたくさん必要としているのなら、

補うことで免疫力をサポートできると考えられます。

 

 

 

また、ストレスで疲れやすいときにビタミンCが使われるのは、

副腎が関係しているから。

 

 


副腎はストレスに対応するホルモンを作っている場所で、

ここでもビタミンCがたくさん使われています。

 

 

 

 

 

  栄養素は「どこで使われるか」が大事

 

 

 

このように、「ビタミンCが体にいい」という話の裏には、

体の中で“どこで使われているか”を考える視点=分子栄養学

考え方があるのです。

 

 

 

 

「なんとなく健康にいいから摂る」のではなく、
「この栄養素はどこで働いているんだろう?」と考えてみると、

栄養との付き合い方が変わってきますよ。

 

 

 

 

  おわりに

 

 

栄養素は、ただ体に取り込めばいいというものではありません。

 


“どこで使われているか”を知ることが、

不調の原因やケアのヒントになります。

 

 

ビタミンCもそのひとつ。

 


風邪をひきやすい人、ストレスを感じやすい人は

、ビタミンCを意識してとってみるのもいいかもしれませんね。

「ビタミンはとった方がいい」
「ミネラルは不足しがち」

 

 


そんな言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

 

 

でも、その栄養素が “どこで” 使われているかまで、意識したことはありますか?

 

 

 

実は、ビタミンやミネラルといった栄養素には“局在性”=集まりやすい場所(働きやすい場所)があります。

 

 

たとえば、ある栄養素が肝臓に集まるなら、それは肝臓で重要な働きをしているということ。

 

 

 


つまり、「栄養素の行き先」を知ると、どんな臓器や働きに関係があるかが見えてくるのです。

 

 

 

今回は、はじめての方でも分かりやすいように、
「栄養素の局在性」=“集まる場所”から考える分子栄養学の視点を紹介していきます。

 

 

 

 

  ① 栄養は“全身”に届くとは限らない?

 


私たちは「栄養をとれば、体のすみずみに行きわたる」と思いがちです。
しかし実際には、すべての栄養が均等に行き渡るわけではありません

 

 

 


体内のビタミンやミネラルは、特定の臓器や組織に「集まりやすい」傾向=局在性を持っています。

これは、体が「必要とされている場所」に優先して栄養を届ける仕組みをもっているからです。

 

 


つまり、「栄養の分布=使われている場所」と考えることができるのです。

 

 

 

  ② なぜ“局在”が起きるのか?

 

 

この「栄養素の局在」は、体が生き延びるために作り上げた戦略のようなものです。

 

 

栄養素は、血液にのって全身をめぐりますが、

 

 

各栄養素には「運搬のパターン」がある

 

各臓器・細胞には「必要とする栄養素」がある

 

 

 

 

 

この2つの理由から、「よく使う臓器」には、より多くの栄養が届けられるようにできています。

 

 

これは、人類が長年の進化の中で築いてきた「サバイバルのための設計図」ともいえるのです。

 

 

 

 

  ③ たとえば…ビタミンAは目、亜鉛は前立腺?

 

 

ここでいくつか例を挙げてみましょう

 

 

 

ビタミンA → 目の網膜に集中(暗順応や視力に関与)

 

亜鉛 → 前立腺・皮膚・膵臓に多く存在(免疫や性ホルモン代謝に関与)

 

 → 赤血球・肝臓・筋肉に多く(酸素運搬やエネルギー生成)

 

マグネシウム → 筋肉や神経系で多く使われる(神経伝達・筋収縮)

 

ヨウ素 → 甲状腺にほぼ集中(ホルモン合成)

 

 

このように、「栄養素には“集まりやすい部位」があり、その場所こそが「働きの現場」なのです。

 

 

 

 

  ④ 栄養素の“局在”を知ると何がわかる?

 

 

「どこの臓器で、どの栄養素が使われているか?」を知ることで、体の不調と栄養とのつながりが見えやすくなります。

 

 

たとえば、

 

 

 

肌荒れや免疫力の低下 → 亜鉛の不足?

 

疲れやすい、貧血ぎみ → 鉄が関与?

 

不安感やイライラ → マグネシウムやビタミンB群の不足かも?

 

 

 

 

といったように、症状から“足りない栄養”を推測する手がかりになるのです。

 

 

 

 

  ⑤ まとめ:体は“必要な場所”に栄養を送っている

 

 

栄養はただ体をめぐっているのではなく、

「必要とされている場所」に優先的に届けられ、使われています。

 

 

 

この「集まりやすい場所=局在」を知ることで、

 

 

 

なぜその栄養がその疾患に効くのか

なぜその臓器でその栄養が必要なのか

 

 

 

が見えてくるようになります。

 

 

 

つまり、栄養を見るときは「何が足りていないか?」だけでなく「どこで使われているか?」を意識することが大切なのです。

 

 

 

  おわりに

 

 

分子栄養学において「栄養素の局在」は、不調の原因を探る大きなヒントになります。

 

 

食べた栄養が「どこで働いているのか」
そんな視点をもつだけで、日々の栄養との向き合い方が少しずつ変わっていくかもしれません。

 

「酵素が体に必要だから、酵素ドリンク飲んでいます!」
そんなふうに思っている方、けっこう多いのではないでしょうか?

 

 

 

でも、実は
酵素ドリンクを飲んでも、体内の酵素は増えません。

 

 

 


その理由を「そもそも酵素とは何か?」から、わかりやすく解説していきます。

 

 

 

 

 

 

 

  酵素とは?~体内の「反応スピードアップさせるタンパク質」

 

 

酵素とは、体の中で起こる化学反応を効率よく、速く進めるためのタンパク質です。

 

 

 

ちょっと難しい言い方をすると「化学反応を触媒する分子」です。

 

 

 

 

たとえば私たちの体では毎日このような反応が起こっています。

 

 

 

 

・食べ物を栄養に変える
・酸素を使ってエネルギーを作る
・老廃物を処理する
・傷ついた細胞を修復する

 

 

 

 

 

これらの反応を、何万倍のスピードで進めるサポートをしているのが、酵素です。

 

 

 

 

 

 

  酵素は「体温で最も働く」タンパク質

 

 

 

酵素はタンパク質からできており、温度にとても敏感です。


 

 

・35℃台:働きが鈍くなる
・36~37℃:最も活発に働く
・40℃前後:酵素の構造が壊れて働かなくなる(変性)

 

 

 

 

 

つまり、酵素は「体温という環境」で最大限に働けるように設定されており、体温を一定に保つ仕組みとセットで機能しています。

 

 

 

 

 

  酵素がなければ、生命活動は止まる

 

 

酵素は、体の中のほとんどすべての反応に関わっています。

 

 

 

・消化・吸収
・エネルギーの産生(代謝)
・細胞の修復
・免疫やホルモンの調整

 

 

 

これらの反応は、酵素がなければ進まないか、進んでも遅すぎて生命が維持できないのです。

つまり酵素は、まさに「生命のスイッチ」といえる存在なのです。

 

 

 

 

 

  酵素は「使いまわせる」けど、壊れることもある

 

酵素の特徴のひとつは、繰り返し使えることです。

 

 

 

 

・一時的に反応に関わる
・反応が終わると元の形に戻る
・そしてまた別の反応を手伝う

 

 

 

 

つまり、酵素は「何度もつかえる道具」のようなものです。

 

 

 

例えるならクッキーの型抜きです。
何度も使えるけれど、壊れてしまうこともあります。
酵素もタンパク質なので時間とともに、壊れてしまいます。
そのため、体は常に新しい酵素を作って補っています。

 

 

 

 

 

  酵素が「足りなくなる」ことはある?

 

 

健康な人なら、酵素は自分の体内で合成されるため、酵素が不足して動けなくなるようなことは基本的にありません。

 

 

ただし、以下のような状況では、「酵素がうまく働かない・作れないことがあります。

 

 

 

・高熱で酵素が変性する(壊れる)
・栄養不足で酵素が作れない
・遺伝的に特定の酵素が作れない(代謝異常)

 

 

 

 

  酵素ドリンクは酵素を補えるの?

 

 

 

残念ながら、体内酵素は増えません。

 

 

なぜなら

 

・酵素はタンパク質なので、胃で分解されてしまう。

・分解された酵素はアミノ酸になるため、酵素として再利用されることはない。

 

 

 


つまり、酵素ドリンクを飲んでも、それが体内酵素として働くことはないのです。

 

 

 

 

 

  じゃあ、酵素ドリンクは意味がない?

 

 

実は「まったく意味がない」とは言えません。

 

 

多くの酵素ドリンクには

 

 

 

・発酵由来の植物性エキス
・微量栄養素
・腸内環境を整える成分

 

 

 

などが含まれていて、発酵食品として体に良い働きをする可能性があります。

 

 

 

 

 

  消化酵素サプリはどうなの?

 

 

 

目的によって答えが変わります。

 

 

 

・体内酵素を増やしたい:意味がない/胃で分解されてしまうため

・消化を助けたい:意味がある/胃や腸で一時的に働くことがある

 

 

特に

 

・食べ過ぎたとき
・胃腸が弱っているとき
・加齢で消化力が落ちているとき

 

 

 

などには、消化の補助役として役立つ場合があります

 

 

 

 

 

 

  まとめ:酵素と上手につきあうには?

 

 

 

✓酵素とは?
 体内の反応を加速させるタンパク質

 

✓外から補える?
 基本的には補えない(体が自分でつくる)

 

✓酵素ドリンクは?
 発酵食品としての価値はあるが、酵素補給にはならない

 

✓酵素不足とは?
 本当に「作れない」「働けない」特殊な状態

 

✓大切なのは?
 食事・栄養・睡眠・消化の「土台」を整えること

 

 

 

 

「酵素が足りないから、酵素を飲む」
その発想はちょっとだけ誤解を含んでいます。

 

 

 

 

 

大切なのは、酵素を作れる体の状態を整えることです。

 

 

 

 

 

✓十分なタンパク質やミネラルなどの栄養素をとる

✓消化・吸収ができる腸内環境を作る

✓体温を保ち、酵素が働きやすい環境を維持する

 

 

 

この「体の土台」を整えることが、酵素と上手につきあうカギです。

酵素ドリンクやサプリを試すまえに、まずは生活習慣の見直しをはじめてみましょう。