先日前田裕二さんと古坂大魔王さんの「愛されるコンテンツの作り方」の講演会を見て、これは人財教育に転用出来ると考え、まとめました。
まずなぜそこに興味を持ったのか?
店舗で実施している覆面調査の結果を見ると、新人でない勤務歴1年前後の中堅メンバーへの笑顔がなかったであったり、事務的であった等の指摘、続け様に見られました。
また覆面調査以外でもお客様の声からもどうよの指摘がありました。
逆に新人の接客、特に未経験の子の接客を見ていると、お客様に可愛がられる場面をよく見かけます。
果たしてこれはどういう論理なのか?
そこが気に掛かり考えていた際に講演を聞き繋がる所を発見しました。
愛されるコンテンツ=愛される人、モノ は意図的に作り出す事が出来、大事な3要素があります。
①圧倒的な愛情
②懸命さ
③余白
①圧倒的な愛情を持つメリット
愛される事を説いているのになぜ愛す必要があるのか?
愛するという行為には2つメリットがあります。
1.返報性があること
愛されるという行為に対して返して上げたい気持ちが生まれる
2.愛されるという行為はアンコトローラブルであること
愛すは自らの行為なので制御が出来る分メリットとなりえます。
KinKi Kidsの歌の歌詞に「愛されるよりも〜愛したいま じ で」とありますがまさにその通り。
まずは相手の事を愛しましょう、どうしたら喜んでもらえるかを真剣に考える気持ちは表情、行動に表れ、結果を変えます。
②懸命さ③余白
これは①に通じます。
圧倒的な愛情を持って接する事は、そこに懸命さを産みます。
しかし人間は必ずミスはあります。
そこに余白が生まれて、余白がかわいさとなり、余白を埋めて上げたいと助けてくれ愛されていく事に繋がります。
次のステップです。
愛されるコンテンツには2パターンの型があります。
①クオリティ型
商品の質、サービスの質が世界一であること。
そこでしか手に入らないモノ。
世界一の品質のものを簡単にネットで手に入れれる様になった時代、選択肢の多い時代に特徴のない、魅力の無いものは淘汰される。
②リアリティ型
好きな人がいるから、その人が頑張って努力して作ったからと、前向きなミスは許容してくれるし品質は世界一じゃなくても個を対象に愛してくれる。
飲食店として目指すべき所は②だと考えています。
お客様は「自分の事を考えてくれ、懸命に努力している、その上でミスがあっても笑って許してあげよう」そう考えてもらえる所を目指す必要が私達にはあります。
リアリティ型の典型的な例として佐村河内守の「hiroshima」の一連の騒動です。
佐村河内さんが作曲者だと言われていた時は耳が聞こえないのにすごい曲だ、と絶賛の嵐でした。
しかし新垣さんがゴーストライターだと分かると曲への批判が相次ぎました。
これで言うと佐村河内さんの耳が聞こえないのにすごい曲を作ったというストーリーに人が感動しました。
これはリアリティ型です。
しかし本当の意味でクオリティは1番ではなかったのかもしれません。
(僕オーケストラの良し悪しはわからないですが。)
新垣さんだと分かった瞬間にアウトプットは同じなのに評価が変わる。
クオリティは一緒なのに。
ストーリーで愛される良い例です。
ここまで余白という言葉が出て来ましたが、余白にも2種類あります。
①前向きな余白
②後向きな余白
前向きな余白とは前述した通り、懸命に頑張った上で起こるミス。
後向きな余白は怠惰や愛情を感じれない上でのミスの事です。
後向きな余白は完全に不満要素となり、圧倒的な愛情が前提であることが分かります。
ここで話しを最初に戻します。
なぜ新人の方が愛されるのか?
ステータスで見ましょう。
新人
愛情:50
懸命さ:100
余白:100
愛情は入りたてなのでとりあえず50。
わからない事だらけで懸命にやらざるを得ないので懸命さ100。
わからない事だらけで失敗が多いので余白100。
これが中堅になるとどうなるのか?
愛情が変わらず50とします。ここはブレます。
仕事内容を把握すると懸命にやらなくても"慣れ"である程度出来てしまいます。
余白も新人時代より減ります。
するとどうなるでしょう?
愛情:50
懸命さ:10
余白:30
だいたいこのくらいになるでしょうか?
つまり新人時代より余白が減った分、作業効率は上がったのに対して、愛されなくなってしまいました。
これが頻繁に起こりうる現象です。
これに対策しうる策として自己採点シートを作成しているので後日アップします。
最後になぜ愛されなくてはいけないのか?
時代はSNS然り、クラウドファンディングしかり以前にも増して「個」の力が強まりました。
逆に「個」の弱い企業の力が弱体化しています。
どんなに良い仕組みを作っても最終的には「個」の力で成功、失敗は決まります。
強い「個」に人が集まりコミュニティが出来「個」のまま多様な生き方、仕事が可能になりました。
強い「個」には人が集まります。
それは愛される力を持っているが故です。
同僚、友達、彼女、お客様、支援者、家族に愛される事が人生も経済的にも潤う本質を知っているからです。
愛されるよりも愛したいまじで、を実行することが合理的だと気付かせてあげると、今は学生のアルバイトさん達の将来を開けてあげる事が出来るでしょう。