超マニアックなネタで申し訳ございません。
ギタリストの中でもほとんど需要のないギターシンセの話です。
エレクトリックギターは'50sに製造されたものがそのまま現代で通用しており、ギター界全体で見ても古い方が有り難がられる状況なのでギターシンセサイザーに興味があるなんていうのは超希少です。
自分はそもそもシンセサイザーから音楽に入っているので、他のギタリストに比べれば抵抗感が無い方ですが、音程が曖昧なギターの信号をピックアップしてMIDI信号に置き換えるのは相当難しく使用に耐えられるレベルのものがほとんどないというのが正直な感想でした。
流石に自分はアナログシンセならまだしもギターでPCM音源を鳴らしたいとは思いませんけどね。
もしかしてギターシンセって実戦でも使えるんじゃないかと思ったのはアル・ディメオラのライブを観た時です。
アコーステックギター1本から本当に多彩なサウンドが放たれていたのです。
まぁディメオラの正確無比なピッキング及びフィンガリングがあってこそですが・・・
それを観てGKピックアップじゃなくピエゾピックアップの信号を使ってアコギでもギターシンセを鳴らせるんだという驚きと発見がありました。
速攻でアル・ディメオラと同じ機材を買いましたねw
現在もRoland/BossはGRシリーズ、VGシリーズに加えSYシリーズも開発しており、この手の分野ではほぼ一強状態です。
厳密に言えばVGはギターシンセという概念ではないですけどね。
それらの音も一昔前とは比べものにならないくらい向上し、レイテンシーも大幅に改善され演奏の際のストレスも無くなっているようです。
そういうこともあり、自分もBOSS SY-1000が欲しくてウズウズしているのですが、結局あまり使わない物なので設備投資を見送っています。
ということで久々にRolandのVG-88 Ver.2とRoland GR-33を引っ張り出して遊んでみました。
上記でも触れましたが、今回は普通のギターで鳴らすことを目指します。
GKピックアップであるRolandのGK-2AやGK-3は各弦毎に小さいハムバッカーが6個載っており、各ハムバッカーでピックアップされた信号が分離されたまま機材に送られ、機材側でデジタル処理されます。
ということはですよ、普通のギターからの信号もGKピックアップのピックアップされた1/6の信号とほぼ同じだということです。
ただ、問題として各弦で処理できる音域が決まっていて1本で6弦解放から1弦24フレットまではカバーできないのです。
ソロを沢山弾くのであれば1弦に割り当てれば高音域をカバーできるし、ベースラインを弾くのであれば6弦に割り当てれば低音域をカバーできることになります。
13pinのうちどのpinが何弦に相当するのかネットにも落ちていなかったのでChatGPTで調べたら間違った情報を提供され無駄な時間を費すことになりました。
こんなことやる人は限られると思いますがChatGPTにはくれぐれもお気を付けください。
考えら挙句、1本だけではどうにもならないので5弦に割り当てるケーブルと1弦に割り当てるケーブルの2本を作成してみました。
思惑通り音が出ました!!
スイッチボックスで5弦と1弦を切り替えられるようにすれば全ての音域をカバーできてベストなのですが、今回はそこまでやりません。
ストレスは感じますが、これはこれで遊べるなと。
普通のギターでシンセの音を出せるなら飛び道具として十分使えそう。

