犯罪に利用される子供。



そして、この子供に犯罪をおこさせる大人。



この子供と大人の関係はいったいどうであるか。




おそらく、子供のほうはこの大人によって誤った自己肯定感を植えつけられている。



そして、大人のほうは、たとえばこの子供の面倒をみなくてはいけない立場にあるかもしれないけれど、この子供の面倒をみていくことに少なからず嫌悪を感じ、犯罪に利用することによって、この子供を自身の中で罰するような感覚であるかもしれない。



たとえばそうであるとするならば、こういった子供が実社会で実際に犯罪をおこすきっかけを与えているものは、少なからずこういった子供の面倒をみている大人であると考えられる。




この考え方を、宗教組織やテロ集団にあてはめたとき、彼らに犯罪やテロ行為をおこさせているものとは、少なからず彼らの面倒をみなくてはいけない立場にあるものであると推測できる。




こういった人々の面倒をみなくてはいけない立場にあるものとは、いったい誰であるのか。


そういう立場にある人たちと、こういった子供たちとの関係を解明していく必要があると思われる。