



行き先は和歌山県の白崎海岸を急遽三重県方面に変更。
なぜか昔何度か通ったことのある国道25号線の旧道を走りたくなったからだ。
まずは吹田I・Cから近畿道に乗り、西名阪を経て針テラスへ向かう。
休日はバイクの展示会のような賑わいだ。
明らかにギャラリーを意識したスタートダッシュが微笑ましい。
軽めの昼食をとって、名阪国道(25号バイパス)を走り伊賀上野で降りる。
ここからがお目当ての旧道だ。
市街地付近は少し整備されたが、少し外れると怪しさ満点のあの雰囲気はそのままで嬉しくなった。
採石場がある関係で、終始ダスティーで滑りやすい状態が続き一部未舗装区間まであった。
しかし今度の相棒はGS(ゲレンデ・・えっと~・・)である。
目の前のご馳走に思わず顔がほころぶ。
リアを流しながら、気分はダートトラックレーサー・・いや、パリ・ダカか!?
いい汗かいた頃、加太(かぶと)という地区を通りかかった。
すっかり様変わりした郵便局の前で一息ついていると、気さくなおじいちゃんが声をかけてきた。
「どこまで行くんや?」「どこから来たんや?」「こりゃビーエムか?」・・・そんな調子で話していると、
「あそこでお茶飲んでけ」と駐在所に案内してくれた。
そこにはすでに2人の「お仲間」が居て、「大阪から来たんやと」っと紹介された。
テレビを見ながら政治について話しているかと思うと、急に「去年の米は酷かった」に変わったり、
再び某都市銀のシステム障害について鋭い指摘をしたり・・・老人恐るべし!である。
田舎特有の和やかな雰囲気の中でおいしいお茶と楽しい会話を楽しませてもらった。
僕の出発をバイクまで来て見送ってくれたおじいちゃんありがとう。
別れ際に「今度な、泊まりに来い!」・・・おっさんはオモロイ!
こんな事は滅多にないが、多分バイクに乗ってたから声をかけてくれたんだと思う。
10ヶ月振りの遠出でこんな暖かい出会いがあって、改めてこれからもバイクに乗りたいと思った。
帰りは関西のアウトバーン!?新名神をカッ飛ば・・(慣らし中であることを忘れてしまう素晴らしい道である)
名神で京都を通過中にきれいな夕焼けが見えた。
確か明日は雨の予報だったはずなのに・・・
時計を見るともう6時前だった。
そうか、もう夕焼けは6時なのか・・陽が長くなったことが無性に嬉しかった。
春はそこまで来ていて、これからはどんどん暖かくなっていく。
そして明日は晴れる・・・きっと晴れると信じよう。