一昨日、パルムドール賞を受賞した是枝監督の『万引き家族』を観ました。自分にとって、すごく考えさせられる映画でした。
前半と後半で大きく映画のトーンが変わります。
前半部分では、ときどき万引きをして貧しい暮らしを送っている家族(みな血のつながりはないのですが)が、それなりに楽しく描かれていたのですが、ばあちゃん(樹木希林)の死によって暗転します。ばあちゃんが死んだあとの後半部分では、家族(みな血のつながりがないため、共通の”苗字”が存在しません)は、結局、翔太という10才くらいの男の子が万引きで捕まったことによってバラバラになります。
是枝監督が前の映画、『海街diary』で描いた「現代の日本社会における、”ひとのつながり”」とはいったい何なのかという意味を、今回、さらに深く鋭く痛ましく描いていると感じました。
ぜひ多くの人に観てもらいたい映画です!!